どうも、麦酒男です。
福岡&広島旅行の2つある目的のうちのひとつ「フーターズ福岡」のあとは、ふたつめの目的を果たすために広島に向かいました。やってきたのは、広島市内にあるこちらのお店。
重富酒店です。重富さんには、僕が主催するハイサイちゃんぷる〜ビアフェスティバルに3年連続で出ていただいていましたが、僕は広島に、重富酒店に行ったことがない、という状態でした。が、ついにやってきました!
重富酒店には「ビールスタンド重富」というビールの立ち飲みができるスペースが併設されています。中に入ると重富さんが作り上げたビールサーバーが鎮座していました。
サーバー自体はずっと前に実際に使われていたものを重富さんが改造したもので、左側は今も使われているビールのハンドル、そして右側がチェコで使われているスイングカラン(蛇口)が設置されています。ボックスの中は冷蔵庫になっており、ビール用の氷や瓶ビールが入る仕組みだったようです。
「そのうちビールサーバー博物館を作ろうかと思っている」という重富さんに、錫(すず)を使ったビールサーバーも見せていただきつつ…
ここに来たらビールをいただかねば、ということで、通常はひとり2杯までしか飲めないビールですが、時間の許す限りいただいてきました。まずはこちらが表メニュー。
そして裏メニューです。
ビールは1986年1月にアサヒビールから発売された「アサヒ生ビール」、通称・マルエフです。こちら、公式サイトにも載っていない、かなり珍しいビールなんです。このマルエフがいろんな注ぎ方で飲めて、どれも1杯500円です。
ということで、まずは一度注ぎからいただきまして…
二度注ぎ、キリットタイプ、マイルド&IPA、ビールをどんどんいただいていきます。
ここでまだメニューにはラインナップしていないものもいただきました。ブルーやオレンジ色のお酒が入ったプラカップに、スイングカランから出るクリーミーな泡を注ぎ…
ミルコカクテルの完成です。ビールにはない甘さ、フルーツ系の香り、そしてミルコ的飲みやすさが味わえるビアカクテルです。
「苦いのがNGな人にも、炭酸が苦手な人にも、ビールを提案するチャンスなのでは?」と重富さん。チェコ周辺では、ミルコを飲む若者が増えているそうですし、可能性はかなりあるんじゃないかと思いました。まあ、スイングカランが無いと美味しいのは作れなさそうですけども。
なんてビール談義をしていたら、ビールスタンド重富がオープンする時間になりました。お店の前には行列が!!
開店と同時に店内はお客さんでいっぱいに… 皆さん、重富さんのビール&トークを楽しんでいました。
ビールスタンド重富は17時から19時までの2時間営業、ひとり2杯までの行列店とあって、ここでビールを飲むのはなかなか難しいかもしれませんがぜひ機会を作って、重富さんの注ぐビールを飲んでみてほしいです。
まずはビールスタンド重富で2杯飲んだら、美味しい食事やお酒を求めて夜の広島を一軒、二軒と巡る… ビール好きにとってはそんなコースが間違い無いんじゃないかと思います。
関連リンク
ビールスタンド重富(食べログ)