キリンはホップ、サントリーは泡… 2019年をビール的に振り返ってみる

2019年をビール的に振り返ってみる 麦酒雑記

どうも、麦酒男です。

2019年もそろそろ終わり… 皆様、今年もありがとうございました! 今回は2019年をビール的(麦酒男的)な視点で振り返ってみたいと思います。

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テーマレストランの終焉を感じる(HOOTERSの閉店が続く)

いつか来るのかな、と恐れていた未来が意外と早く、そして一気にやってきました。HOOTERS(フーターズ)の福岡店、大阪店、名古屋店が閉店、来年1月10日には渋谷店も閉店となります。残るは赤坂、銀座、新宿です。

フーターズガールと!

親子ともども楽しませてもらっているフーターズですが、今年はハリウッドのフーターズに行ってみて、テーマレストランの翳りがガッツリと見えていたので、日本もどうなるかな〜、と思っていたんですが… 値段が安くはない中で、どこのお店もだいたい同じメニューで、しかも他よりも特段美味しいわけではない、というのは難しいですよね〜。僕はあの雰囲気とフーターズガールが好きだから通うわけですが、なかなかね〜。美味しいオリジナルビールとか1パイント800円くらいで出せたりしないでしょうか?

香港のフーターズで!

日本でピルスナーウルケルが広がる

美味しいビールといえばピルスナーウルケルです。2018年はチェコ親善アンバサダーとしてチェコに行ったりチェコフェスティバルに出たりもしましたが、そこで何度も飲んだピルスナーウルケルがアサヒビールにより日本でも広く販売されることになりました。

ピルスナー・ウルケル

チェコ親善アンバサダーとしてもウルケル好きとしても、この広がりはうれしい限りです。まあ、個人的にはチェコで飲むプラズドロイ(ピルスナーウルケル)と日本で飲むウルケルはかなりの差があると思っていますので、日本で飲むことで少しでも興味を持った人がチェコに行ってそのうまさに驚いてくれたらもっとうれしいです。

大手メーカーがいろいろなスタイルのビールを発売

そのアサヒビールですが、クラフトスタイルという銘柄で新ジャンルだけど、IPAのような商品を出したり、サントリーは安価でバーレイワインを発売したり、すべてが通年で買えるわけではありませんが、クラフトビール人口の増加以上に日本で買えるビールのスタイルは多様化したように思います。

アサヒ クラフトスタイル IPAタイプ 解説

ちなみに、5〜6年前に「IPAの次に日本で流行るのはサワーエール」という声も聞きましたが、HAZY IPA が追い抜いて、以降はあまりトレンドって出てきてないように感じています。日本にはチューハイがあるので、アメリカのようにサワーエールやサイダーが流行らないんじゃないかと思っていますが、2020年はまた新しい動きが出てくるでしょうか。

大手各メーカーを一言で

最後に2019年の各大手メーカーの印象を一言で表してみたいと思います。

キリンビール=ホップ
サントリー=泡
サッポロビール=ユニークな商品開発
アサヒビール=迷走

各社いろいろな動きがありましたが、来年もその方向に加速していくのでしょうか?

アサヒビールだけ補足をすると、名門&プレミアムのスタイルで突っ走るかと思いきや、クラフトスタイルって名前の商品を出したり、なんだか定まらなかったなぁ、という印象です。2020年は東京オリンピックの公式パートナーになっていますが、他にはどんな動きを見せてくれるでしょうか。

いずれにしても自分の健康、そしてある程度の余裕がなければビールは楽しめません。そういう意味で2019年は外に飲みに行く機会は減りましたが、ビールを楽しむことができました。また2020年も同じように、できればそれ以上にビールを楽しめればと思います。

ということで、皆様、2020年も Have a nice Beer!!

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