どうも、麦酒男です。
日本全国にブルワリーが増えていますが、沖縄も例外ではありません。ここ2年で4箇所くらいブルワリーがオープンしています。今回は那覇市首里、首里城のお膝元にオープンしたブルワリー「WOLFBRÄU(ウォルフブロイ)」のお披露目会に行ってきました。ウォルフブロイは首里城公園の入り口の交差点(池端)にあります。
店先? 工場の入り口? には酒林(杉玉)がありました。
さて、お店はブルワリー&ロースタリーということで、自家醸造のビールと自家焙煎のコーヒーがいただけます。
こちらは店内のカウンターです。コーヒーのミルやビールのサーバー、そして奥にはビールの醸造設備が見えます。
オープンしたてのタンクはピッカピカです。
おつまみはフィンガーフードがいくつかありました。この日はお披露目会ということで、通常営業になったらメニューや提供の形式は変わるかもしれません。
この日のビールは3種類。アルト、ヴァイツェン、メルツェンということで、おわかりでしょうか? ドイツビールを醸造しているブルワリーなんですね。
ブルーマスターはドイツ人のヴォルフラムさん。狼(WOLF)と羊(RAM)でヴォルフラムさん、と僕は覚えました。
さて、ではビールをいただきます。まずはサマー・ウォルフ(アルト)から。
あ、個人的な好みは、アメリカンペールエールやボヘミアンラガーという、ホップの特徴がしっかりと出ているビールなのですが、ヴォルフブロイのビールはどれも逆方向なんですよね…
そんな僕の感想ですが… アルトは飲みやすかったです。ビールの色は濃いですが、ゆっくりじっくり飲むというよりは、大きなグラスでグイグイ飲むようなビールだと思いました。個人的にはもう少し、焙煎なのか、甘さなのか、キャラがあってもいいかなぁ、なんて思いました。
続いては3月の狼(メルツェン)です。
メルツェンといえば、甘く重いイメージでしたが、3月の狼はよく言えば飲みやすく、悪く言えば軽く感じました。が、ここは沖縄ですからね。スタイルに合ったビールというよりは、気候に合わせた軽いメルツェンの方が受け入れられやすいのかな、なんて思いました。
ちなみにホワイト・ウォルフ(ヴァイツェン)も軽めの飲み口で、おそらく首里城に来たお客さんに一番人気になるのはヴァイツェンだろうなぁ、なんて思いました。嫌われるかもしれませんが、でっかいカップに氷を入れて、ガブガブ飲んでも良さそうだな、なんて…
ということで、僕自身が伝統的なドイツビールがそこまで好みではないということもあり、ウォルフブロイの良さがうまく伝えられた気がしないんですが、首里城に行く途中に立ち寄れる場所にありますので、まずは一杯、飲んでみていただければと思います。これからの展開も楽しみですし、本格的に営業が始まったら再訪してみようと思います。
関連リンク
ブルワリー&ロースタリー ウォルフブロイ(公式サイト)
ウォルフブロイ(食べログ)