キリン、大丈夫!? 「キリン・ザ・ゴールド」をリニューアル

麦酒雑記

どうも、麦酒男です。

キリン・ザ・ゴールドが3月にリニューアルするそうです。
パッケージも味も変わるとのことで
「平日をリッチに過ごすビール」というポジションを
狙ってのリニューアルだとか…。
(2006年のサントリーのザ・プレミアム・モルツのCMは
「最高のビールで、最高の週末を」って言ってましたね。)

新旧・ザ・ゴールド

ニュースリリース によると
キャッチコピーは「これからの味、クリア・リッチ」。
うまみ成分が豊富なチェコ産麦芽の使用比率を上げることで、
ビールならではの味わいを一層高めました。
また、炭酸ガスをこれまでより高めに設定する一方で、
苦味を抑えることで、現在の味覚のトレンドである
すっきりした飲みやすさも向上しています。
とのこと。

気になるのは「 苦 味 を 抑 え る 」というフレーズ。

旧ザ・ゴールドのアイデンティティは「隠し苦味」だったはず!
それを否定してしまっている気がするのですが…。

キリンの100周年ビールとして登場したキリン・ザ・ゴールド。
そのビールのアイデンティティを1年で否定してしまうなんて…。
苦味を抑えてすっきり方向に調整すると
没個性なビールになってしまう気がします。

僕の主観はありますが、下の図で言うと、
ど真ん中を目指していくような感じでしょうか…。

秋味マトリクス

たしかにマーケティングデータや試飲調査では、
万人ウケするビールになりそうですが、果たして…。

ともかく、僕ができるのは待つこと、
そして発売されたビールを愉しむことだけ!
3月の発売を楽しみにしたいと思います。
裏切ってほしいです、いい意味で!

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