どうも、麦酒男です。
アメリカに旅行した時に、ビール好きとしてうらやましく思うことが
たくさんあります。ビールが安い、ブルワリーが多い、自家醸造ができる等、
いろいろとあるんですが、日本での実現は難しいかなぁ、と思っています。
ただ、日本でも実現可能そうなうらやましいこともあったので、
それを紹介したいと思います。
お店ごとにいろいろなイベントがある
こちら、ワシントン州バンクーバーにある Dirty Hands Brewing のお店です。
オレゴン州ポートランドから車で20分くらいの場所ですが、それでも
ポートランドの人はちょっとバカにしている感じみたいな、そんな片田舎。
(チバラギとかダ埼玉とかそういうニュアンスですかね)
そんな片田舎にもブルーパブはもちろんあって、
そのお店の黒板にちょっとしたイベントの告知が書かれています。
そう! グラウラーが1本分タダとか、スタンプ集めて何かもらえるとか、
ビアバーごとのちょっとしたイベントが多いんですよね。
ビアバー自体が多いから差別化を図るためにあるんだと思いますが、
このお店に通うことができない旅人の僕はなんだかうらやましかったです。
下北沢・うしとらあたりはちょっとしたイベントが多いイメージですが、
他のお店でもイベントが増えていくといいなぁ、と思いました。
飲めるビールの残量がわかるメニューボード
さて、同じくバンクーバーのビアバー、先ほどのお店から2ブロック離れた
Old Ivy Brewery & Taproom というブルーパブです。
カウンターに陣取り、ビールの飲み比べを現地のビール好きと楽しみました。
が、ここで素晴らしかったのが、ビールのメニュー表にもなっている掲示板です。
何が凄いって、樽の中のビールの残量がリアルタイムにわかるってこと!
「これはあと少ししかなくて売り切れそうだから先に飲もう」みたいなことが
できちゃう、だけじゃなくて、これお店のサイトでも確認できるんです。
ぜひぜひ現在の Old Ivy Taproom のビールをチェックしてみてください!
これがどういう仕組みになっているのはわかりませんが、
どこか日本のお店で導入されてもおかしくないと思うんですがどうでしょうか?
ビールの情報がたくさん書かれた値札
そして最後はアメリカを中心に250以上の店舗展開をしている
Whole Foods Market というスーパーマーケットでのことです。
ポートランドではビール専用の個室冷蔵庫があったりもするんですが…
普通のビール売り場での値札的なものを見てビックリしました。
もうちょっと寄ってみると…
ビールのアルコール度数はもちろん、香り、味わい、IBU、
ペアリングにオススメの食材まで書かれていました。
いやぁ、日本ではクラフトビールがコンビニに並び始めたというあたりですが、
アメリカのスーパーはだいぶ先を行っているなぁ、と思いました。
日本でも、ビアバーでは普通にメニューに書かれていることも多いので、
売る方の本気度合なんでしょうかね。これからに期待したいと思います。
2015年、夏を迎えれば日本でもクラフトビールが大爆発しそうですが、
果たしてそれを取り巻く仕組みやホスピタリティはどうなるのでしょうか。