どうも、麦酒男です。
テキーラが気になりだしてから、名古屋のとあるお店に行きたいと思っていました。名古屋・大須にある「Agave Spirits Gallery KIN’EMON」です。
その前に「大須」について紹介します。大須は仏教寺院の大須観音や三輪神社、亀嶽林萬松寺があり、その門前町という印象があるんですが、商店街を歩いてみると、外国籍の人をよく見かけるし、お店もバラエティに富んでるというか、かなり国籍が入り混じった雑多な印象でした。
そんな街にあるのが、こちら！
アガベスピリッツギャラリー 金右衛門です。大須の商店街を見た後だと、メキシコの国旗だったり、英語での表記も全く違和感は無く、「むしろこうなるよね」という印象でした。
なぜ、ここに来たかったかと言うと、ここはとにかくたくさんのアガベのお酒を展示、販売していて、その一部は試飲もできるんですね。
店舗の１階はブランコ＆レポサドがメイン、２階はアニェホ、エクストラアニェホがメインで展示されています。
企画展示のコーナーもあり、この時はアメリカのセレブがプロデュースしているテキーラが展示されていました。
気になっているテキーラがあったら、３杯まで有料試飲が可能です。ということで、僕は「CHULA」をいただいてみました。沖縄在住なので「ちゅら」って響きが気になってたんですよね。
いただいてみると、結構まろやかというか、薄い感じで好みでは無かったかな… ということで購入は見送りましたが、こういう感じで購入前に試飲ができるのはありがたいですね。
２階に上がってみると、テキーラ・メスカルではないアガベのお酒も展示されていました。
ということで、続いての試飲はテキーラでもメスカルでもないアガベの蒸留酒・ライシージャをいただいてみました。ライシージャの特徴はハリスコ州原産＆野生酵母で発酵させているってことでしょうか。
人生初ライシージャとなりましたが、香りを嗅ぐとたしかに乳酸菌の酸っぱい香りを感じますし、飲んでみるとフルーティーさもありました。ビールのサワーエールほどの酸味ではなく、リードボーカル（アガベ）に対するコーラスのような感じで… これ、どんな時に飲んだらいいんだろう、なんて思いました。
試飲できるライシージャはいくつかありましたが、スタッフの方とお話して、それぞれの特徴を聞きつつ決めました。味や香り、お酒の背景を伺いながら試飲できるってのもいいですよね〜。
さらにボトルを見ていると、日本には輸入されていないけど、気になっていたテキーラ・G4 Reposadoがあったので…
そちらもいただきました。いろいろな人が美味しいと言っていたけど、たしかに美味しい… でも、逆にこれは試飲はできるけど購入することができません。そういうパターンもあるのか〜！
ということで、今回は購入したのは、メキシコではその本質を捉えきることができなかったメスカルにしてみました。金右衛門がオリジナルでセット販売している「ラ メディダ メスカル基本セット（6種類）」です。
異なるアガベを使ったメスカル×６本がセットになっています（ビールで言うと、シングルホップ×６みたいな感じでしょうか）。ひとつだけ大きいボトルは、メジャーな品種であるエスパディンで、それとの飲み比べで他の品種の特徴も掴めるかな、と思っています。さて、どうなりますか…
飲んだことのないテキーラはもちろん、人生初のライシージャも試し、さらにメスカルを深めるセットも購入できた金右衛門でした。
名古屋に行った時には、世界を旅する気分で大須を巡って、メキシコの蒸留酒を楽しんでみてはいかがでしょうか？
関連リンク
酒商金右衛門（公式サイト）
