コロナ禍でテキーラ熱が上昇! レポサドの飲み比べから沼へ…

テキーラ飲み比べ テキーラ部

どうも、麦酒男です。

15年以上前にプレミアムテキーラと出会っていながら、あまりハマらずに月日は流れ、コロナ禍にテキーラの沼にハマりました。僕にとってビールは「誰と飲むか」がとても大事だったんですが、コロナ禍で自宅で飲むことが増え、そうなった時に思い出したのがテキーラでした。

まずは以前飲んで美味しかった「サウザブルー レポサド」を買ってきて飲んでいましたが…

サウザブルー レポサド

そのうち、ビールと同じような感じで「自分にとって、一番美味しいと思えるテキーラ」、そして「毎日飲むのにちょうどいいリーズナブルなテキーラ」を探すようになりました。そこで伺ったのが、那覇・のうれんプラザにある「ブレーメン」です。

ブレーメン カウンター

「ブレーメン」にはテキーラの飲み比べセットがあり、同じ銘柄のブランコ、レポサド、アネホを飲み比べたり、いくつかのレポサドを飲み比べたり、と縦横無尽な飲み比べができるんです。

ここで、テキーラの種類(タイプ)について、説明します。

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そもそもテキーラとは?

原料の竜舌蘭の一種、アガベ・アスール・テキラーナ(ブルーアガベ)を使ったメキシコの蒸留酒です。1994年に設立されたテキーラ規制委員会によって厳しい基準が設けられており、主に以下の規定に沿ったものでないとテキーラとは呼べません。(参考:サントリー テキーラ スピリッツ入門 製法と種類

・主原料はブルーアガベでなくてはならない。
・原産地呼称で保護された品質優良なブルーアガベを産出する指定産地ハリスコ州、グアナファト州、タマウリパス州、ナヤリ州、ミチョアカン州で栽培されたアガベを使用し製造されたものであること。
・原料のブルーアガベを51%以上使用し、蒸溜は最低2回。

そして、原材料がブルーアガベ100%のものがプレミアムテキーラと呼ばれています。ブルーアガベ100%のテキーラは必ずボトルにその旨の記載があります。

ブルーアガベ100%

ちなみに、プレミアムじゃないテキーラ(ミクストとも呼ばれる)は、ブルーアガベを51%以上を使用しつつも、他に砂糖やブドウ糖などで補糖したものだそうです。

テキーラのタイプについて

テキーラは、貯蔵熟成の有無、熟成期間によって、主に3つのタイプ(ブランコ、レポサド、アネホ)に分類されます。他にも長期熟成のエクストラ・アネホやカクテル用に色を透明にしたというクリアアネホというものもあります。

Blanco(ブランコ)

ブランコはスペイン語で白を意味します。銘柄によってはシルバー(Silver)とも呼ばれます。蒸溜後、熟成しない、もしくは蒸溜後60日以内の熟成の後で瓶詰めされたものです。無色透明です。

Reposado(レポサド)

レポサドは、2ヵ月〜1年以内で熟成されたテキーラを指します。樽の大きさ、材質は問わないとのこと。樽の色がついてやや黄色みがかっていて、まさにゴールデンスピリッツ! 樽の香りが感じられます。

Anejo(アネホ)

アネホは英語のAgedにあたります。600L以下のオークの樽で1年以上の貯蔵熟成が義務づけられています。色は濃く、しっかりとした樽の特徴(主に香り)を感じられます。

Extra Anejo(エクストラ・アネホ)

600L以下のオークの小樽で3年以上貯蔵熟成させたものです。樽の特徴がかなり反映されます。

自分好みのテキーラを探すために

話を戻します。

「ブレーメン」では、同じ銘柄のタイプ別(テキーラ・カサドレスのブランコ、レポサド、アネホのような縦の飲み比べ)、同じタイプの銘柄別(サウザブルー、カサドレス、アガバレスのいずれもレポサド、のような横の飲み比べ)ができます。

これまでにサウザブルーのブランコよりもレポサドが好きだった僕は、とりあえずレポサドに照準を合わせて、お店にあるテキーラ レポサド6種類(エラドゥーラ、パトロン、アガバレス、1800、カサドレス、サウザブルー)を飲み比べてみました。

テキーラ飲み比べ

ピート香的なニュアンスを感じたり、アルコール感が強かったり、逆に甘い香りが素敵なものもありましたが、6種の中でのマイベストは…

やっぱりサウザブルーでした。それにしても、同じレポサドでもこんなに違いを感じるのか… ということで、マイベスト・レポサドを探す旅が始まるのです。

👇に続く

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