どうも、麦酒男です。
忠孝酒造の泡盛「月の蒸溜所」が IWSC International Wine & Spirit Competition(インターナショナル・ワインアンドスピリッツ・コンペティション)で最高金賞、しかも受賞したお酒の中でも最高得点となる99点を獲得した、ということで早速買って飲んでみました。「月の蒸留所」ではなく「月の蒸溜所」です。
IWSC は、世界で最も歴史のあるアルコール飲料専門の競技会で、その名の通り、ワインやジン、ウイスキー、ラム、テキーラなどのアガベを使ったお酒、ウォッカなどの味や品質を競うものです。「月の蒸溜所」は Black Koji カテゴリーでの出品となっていました。
まずはそのままいただいてみます。
泡盛らしい香ばしさ、そしてしっかりとした旨みと甘さを感じます。アルコール度数は43度なので、アルコール感もあるんですが、香りと味もしっかりあるので気にならないんですよね。このどっしりとした旨み、好きです。
公式情報では「おこげの香り」というのを謳っているんですが、焙煎香に甘さが入るからそういう感じになるのでしょうか? 個人的には、おこげの香りにというのがよくわからないんですけども、テキーラでいうところの焼き芋のような感じですかね。つまり美味しそうな香りです。
さらに公式情報では、水割りはオススメせず(苦味が立つそう)、ロックで飲むことをオススメしていたので、ロックでもいただきました。
キリッとはするんですが、甘さが控えめに感じられるので、よくある泡盛に近くなってしまう気もします。真価を楽しむにはストレートが良さそうです。
しかし、この泡盛が99点とはすごいですよね。泡盛としてとても美味しく、しかも泡盛らしい美味しさなんですが、それがしっかりと世界の品評会で受け入れられるということには希望を感じます。
2025年現在、このお酒は沖縄であれば5,000円で買うことができますが、いずれプレ値になっていくのでしょうか。
関連リンク
忠孝酒造 月の蒸溜所(公式ページ)
IWSC International Wine & Spirit Competition(公式サイト)