どうも、麦酒男です。
2018年に石垣島に「石垣島ビール工房 ビアレストラン AGAINST THE GRAIN(アゲインストザグレイン)」がオープン。そのうち醸造も始める、ということだったので、1年経った今、醸造したビールが飲めるかも、とワクワクして行ってきました。
お店があるのは、石垣港離島ターミナルの手前、「730記念碑」の前にある複合商業施設・730 COURT(サウスコート)の2階です。
階段で2階に上がるとオシャレな店内が見えてきますが…
一度、通り過ぎて、奥に進むと…
見事な醸造設備を見ることができます。これはすごい!
改めて入口に戻り、お店の中へ… 金曜日の夜でしたが、お客さんは一組だけで「アレっ?」となりつつ。
こちら、アメリカ・ケンタッキーのブルワリー Against the Grain(アゲインスト・ザ・グレイン)のお店ということで、そちらのビールをいただくことができます。
まずは樽生でいただける4つのビールをいただきます。
それぞれのビールの解説はこんな感じです。
が、どれを飲んでも、なんだか変な味で… 主には酸っぱいんです。ブラッディ・ショウは昨年、缶でいただいたんですが、それともだいぶ印象が異なり…
完全に劣化してました。
そしてスタッフの方に聞いてみると、まだここでは醸造していないとのこと… どうやら、あの設備は稼働していないようです。
樽生のビールは800円なんですが、1,000円で缶もある、ということで、ひとつだけ、A BEER を缶でいただいてみました。
で、これが美味しかったんですよ。スタイルはアメリカンペールエールなんですが、樽生はサワーエール、缶はアメリカンペールエール、という感じでした。ビールを飲む人が少ないのか、そもそもお客さんが少ないのか、わかりませんが、樽のビールは劣化していました。
醸造もできていないし、樽生のクオリティもチェックできていないし… なんでこんなことになっているんだろう、と謎が残ったアゲインストザグレインでした。
フードは悪くなかったんです、が… ビールが美味しくないと、フードにも悪影響だなぁ、なんてことを再確認しました。
石垣島産マグロのフィッシュ&チップス(1,290円)とか、いいメニューだと思うんです。
自社工場で製造したソーセージも、ボイルかグリルか選べるのもよかったです。
それだけに、謎の多い、そして「もったいないなぁ」と感じてしまいます。
近々、良い方向に舵取りがあるのか、それともこのままなのか… 僕にはわかりません。
どなたか、石垣島に行かれた際に立ち寄ってみて、どんな様子だったか教えていただけたら幸いです。
関連リンク
アゲインストザグレイン(食べログ)
石垣島ビール工房 ビアレストラン AGAINST THE GRAIN(公式サイト)