エコなビール造りをしているイギリスのブルワリー

麦酒雑記

どうも、麦酒男です。

洞爺湖サミットも本日で終了となりますが、
サミットの重要なテーマのひとつでもあった温室効果ガスの削減。
G8は2050年までに世界の温室効果ガス排出量を
少なくとも50%削減するという目標を定めたようです。

そんなサミットでの話し合いに先駆けて、
エコをポリシーにビールを造っているブルワリーが
イギリスにありました。
今日はそんなブルワリーをご紹介します。

まずはそのビールからご紹介します。
アドナムス イーストグリーンです。
アドナムスというブランド、
日本では馴染みのないビールですが、
イギリスでは有名なようです。

Adnams East Green

このイーストグリーンというビール、
どんな風にエコを実践しているかというと…
いろいろな方法で炭素ガス削減に努力しているようです。

まず、材料であるホップはボーディシアという虫のつきにくいものを、
(その結果、農薬を散布する量が減ります)
麦芽は輸送コストが削減できるものを使用しています。
また、冷蔵庫は工場の地下に設けて効率化を図っています。
そして、工場の屋根には植物を植えて、
さらなる二酸化炭素の削減を実践しています。

Adnamsの工場

企業のこういった試みは最近増えてきていますし、
日本のビールメーカー各社もそのうちに
エコを意識したビール造りを始めるのではないと思っています。
おいしくて、地球にやさしいビール、
日本だけでなく世界規模で実現していくといいですね。

▼ADNAMS
http://about.adnams.co.uk/

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