神泡バーで感じたことと美味しいプレモルについて

サントリーの神泡バーで得た確信と美味しいプレモルについて 麦酒雑記

どうも、麦酒男です。

サントリーのプレミアムモルツ、昨年から「神泡」をキーワードに展開していますが、その旗艦店である八重洲の「神泡BAR」に行ってきました。

東京・八重洲 神泡BAR

こちら、その名の通り、神泡のプレミアムモルツがいただけますが、逆に、神泡ではない、普通のプレモルは飲むことができないようです。

神泡メニュー

こちらが神泡BARのサーバーです。手前に引くとビールの液が、そして押すと泡が、神泡が、注がれます。

神泡サーバー

これが通常のプレモルも注げるサーバーなのか、それとも神泡専用のサーバーなのかはわかりませんが、ただの押し泡ということは無いと思いますので、泡のきめ細かさがすごいのかもしれません。

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神泡ミルコ、そして神泡プレミアムモルツ

その押し泡で作られたのが、こちらの神泡ミルコです。ミルコはチェコで何度かいただきましたが、シルキーな泡がジョッキに注がれたもので、基本的にお値段は半額でした。こちらでは、プレモルと同じ値段なので、なんだか疑問を感じます。その分、泡にデザインが施されていて、インスタ映えするようになってはいます。

神泡ミルコ

さて、神泡ミルコ… 写真を撮ってたりして少し時間をおいてしまうと、下の方からどんどん液になってしまい、泡が消えてしまいます。

少し経つと…

まして、ちょっとおつまみをいただきつつ、話をしつつだと…

チーズおかき

飲みかけのビールのようなビジュアルになってしまいました。

気の抜けたビールがたまる

さて、上の画像のビールですが、見た目ではわかりづらい欠点があります。それは、炭酸ガスが抜けてしまっているということ。ほぼ泡の状態で注がれているので、泡がビールに戻った時に炭酸は抜けているんですね。グラスは綺麗なので、飲み干した後のビジュアルは見事ではあるんですが…

最後の3口は美味しくないプレモル

つまり、神泡ミルコは注がれてすぐに飲みきらないと、時間が経てば経つほど、気の抜けたビールを飲むことになります。

さて、ミルコではない、神泡プレモルはどうか? もちろん、いただいてみました。

神泡プレモル

こちらは泡を立てずに注いだ液の上に神泡をのせて提供されます。なので、炭酸の抜けていないビールの上にきめ細かな泡で蓋をしている感じなので、理にかなっている気がします。

スモーキーバブルの層が無い

ただ、僕が飲んだ樽の問題なのか、こちらもビールの炭酸が弱く感じました。同じプレモルで言えば、神泡ではないけど、ビール内のガスの強さや飲んだ後の泡の復活具合も含め、超達人店のプレモルの方が好みでした。

達人店の方が好き

神泡ビールには、超達人店のお店で聞いた「スモーキーバブル」の層も無い気がするんだけど、泡すべてがスモーキーバブルってことなんでしょうか?

神泡ビール、美味しいですか?

この人の注ぐビールがすごい、美味しいと話題になるのは、サッポロビール系列のビアホールだったり、アサヒビールを扱うお店のマスターだったり、そんなイメージがあります。サントリーは先述の超達人店だったり、今回の旗艦店だったり、もしくは3月に販売する神泡サーバーもそうですが、人というよりも仕組み作りが得意なようです。

重富さん サントリー

僕はコミュニケーションツールとしてもビールが好きなので、神泡のように話のネタになるビールも存在していいとは思います。ただ、神泡ミルコのように、美味しいビールを美味しくなくして見栄えだけユニークにするのはどうかな〜、と思います。(ついでにいえば、超達人店のお店であれば、誰が注いでも超達人店のビール、ってのが解せません。)

再現性がある、というのは大手メーカーにとって、とても重要だと思うんですが、そこで犠牲にしているものが「味」ってのは本末転倒じゃないかと思うんですが、いかがでしょうか。まあ、ただのビール好きがこんな主張をしたところでカミアワないんじゃないか…

と無理やりまとめたところで、今回は〆とさせていただきます。

関連リンク
神泡BAR(公式ページ)

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