Fuller’s のプレゼンテーションに行ってきました。

Fuller's(フラーズ) プレゼンテーション 麦酒雑記

どうも、麦酒男です。

イギリスのメジャービール、Fuller’s(フラーズ)の国際営業部長、
Michael Cambell-Lamerton さんが日本でプレゼンテーションを
行うということで、ご招待をいただき伺ってきました。

Fuller's(フラーズ) プレゼンテーション

そもそも Fuller’s は1845年にイギリスで生まれた名門のブルワリーで、
現在は62ヶ国で販売されているビールです。(もちろん日本でも!)
また、ビールを販売、輸出しているだけではなく、イギリスではパブも経営していて、
その数は360店舗を超えるんだとか。日本ではまだあまり知られていない気がしますが、
それを知らしめるためのプレゼンテーション、というわけです。

この日は4種類のビールと、それにあったおつまみが用意され、
ビールだけではなく、おつまみとのペアリングを楽しむプレゼンテーションとなりました。

ペアリングを楽しむ


Fuller’s の中で一番売れているのが、ロンドンプライドというビール。
飲みやすく、それでいて個性的でもある、バランスのとれたエールでした。
ロンドンプライドと素晴らしい名前が付いたこのビールと一緒にいただいたのは白身魚。
イギリスのおつまみといえば、フィッシュアンドチップスですもんね!

4種のフラーズ

続いて、ESBをいただきました。ESBとは、Extra Super Bitter Extra Special Bitter の略です。

Fuller's ESB

こちらは牛肉のステーキと一緒にいただきました。
濃厚なソースのかかったお肉には、力強い ESB がよく合いました。

続いて、黒ビールの London porter はチョコレートと一緒にいただきました。
ゴディバの濃いチョコレートとのペアリングがバッチリで、
甘いものを食べながら楽しめるビールでした。
ティラミスと一緒に飲んでもいいかもしれませんね。

そして、最後は大麦を使ったストロングエール、Golden Plide です。
アルコール度数が8.5%もある、バーレイワイン(大麦のワイン)というスタイルになります。

ゴールデンプライド

こちらはゆっくりと飲むタイプのビールなので、おつまみも味が濃くて、
少しずつかじるタイプのチーズをいただきました。
どれもビールとの相性が抜群で、おいしいおつまみが
ビールを引き立てるのを実感しました。

来年2012年はロンドンオリンピック、その一大イベントに向けて、
Fuller’s は販路を大きく広げて行くそうです。
今まで見かけなかったお店でも出会うことになるかもしれませんね。

今回いただいた4種類以外にも Fuller’s では、ビンテージエールと呼ばれる
珍しいビールもラインナップしているそうです。

Fuller's ラインナップ

もし見かけた時にはぜひゲットすることをオススメします。
ちなみに、Michael さんに伺ったところ、Fuller’sのビールは
香りが分かりやすい 8~10℃くらいで飲むのがオススメだということです。
日本のビールからすると、ちょっとぬるく感じてしまいそうですが…

この日、伺ったお話で個人的に興味深かったのがホップのお話。
ビールは水、麦芽、酵母、そしてホップからできているわけですが、
そのホップがもたらす香りについてお話がありました。

ホップの香り

左の4つに関しては今までも感じたことがあったのですが、
チーズだったり、スカンク(?)という香りがあるとは…
今後、そういった香りをもったビールに出会うのを楽しみにしたいと思いました。

【追記】
http://twitter.com/#!/mikiSanktGallen/status/82624258051817472
ということで、右側の香りはオフフレーバーといって、本来は出てはいけない香りなんだそうです。
いや、またひとつ賢くなりました。でも、それがホップ由来のものなのかは、まだわかりません。
--追記、ここまで--

ということで、デビッド・ベッカムも好きだというFuller’sのビール、
これから飲む機会が増えそうです。そして、もしもどこかでベッカムに会ったら、
話す話題ができてよかったなぁ、なんてことも思ったプレゼンテーションでした。
 

▼Fuller’s
http://www.fullers.co.uk/


フラーズ・ビンテージエール[2009] 3,000円

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