どうも、麦酒男です。
2021年はビール以外にメキシコの蒸留酒・テキーラを飲む機会が激増しましたが、ビール王国チェコにも定番の蒸留酒があるということで、テキーラとは違いますが、チェコ親善アンバサダーとしてご紹介したいと思います。こちら、緑のボトルのBecherovka(ベヘロフカ)です。
製造は1807年に始まり、20種類以上ものハーブを原料としているとか。100%自然原料で化学保存料・人工着色料など使っておらず、レシピは秘伝のもので、現在もたった2人しかその成分を知らないんだそうです。
いただいてみると、まずはハーブや香辛料(アニス?)の香りを感じ、その後で甘さを感じます。薬草酒という印象で、日本の養命酒とかお屠蘇に近いでしょうか。食中酒には向かないかな〜。チェコでは食後酒として飲まれることが多いそうです。
チェコの温泉地・カルロヴィヴァリでつくられているんですが、カルロヴィヴァリでは飲泉の文化があり、13の飲泉スポットがあります。で、このベヘロフカは14番めの温泉と言われているんですね。ということで、ラベルデザインにも「14」という数字を見ることができます。ちなみに、JBというのは、ベヘロフカを作ったヤン・べヘラのイニシャルです。
夏は冷凍庫でキンキンに冷やして、ー4℃で飲むのがオススメということで、次の夏に試してみようと思いますが、年始にはお屠蘇的にいただいてみようと思います。
ということで、皆様、良いお年を〜。
関連リンク
ベヘロフカ 200年の歴史を持つチェコの薬草リキュール(チェコ政府観光局 公式サイト)