北カリフォルニアからこんにちは!
タカバシさんの今年のアメリカビール紀行、もう全編お読みになりましたか?
非常に残念なことに北カリフォルニアへの引越しに重なり、
ご一緒することが叶わなかったのですが、写真と文章で
私もマイケルも大いに楽しませて頂きました。
ちょっぴりホームシックになっちゃたくらいです。
私達は北カリフォルニアのマリンカウンティーで新しい生活を始めました。
サンフランシスコからゴールデンゲートを渡ったところにある、
自然豊かな美しい郡です。これからどんどん周辺を紹介していきますが、
まずは前回の記事の最後に触れた、ロサンゼルスのサンドイッチ屋さんについて。
ここは南カリフォルニアを離れる前に、どうしても行っておきたかったお店なんです。
皆さんも、ロサンゼルスへ行ったら是非試してみてくださいね。
Philippe the Original フィリップ ザ オリジナル はロサンゼルの中心、
ユニオンステーションから1ブロック、中華街のそばにあります。
1908年創業の歴史あるサンドイッチショップですが、有名なのはフレンチディップ。
塊肉をじっくりと茹で、柔らかくなったらスライスしてフレンチロールと言われる
横長のパンにはさみ、塊肉を調理したときに出た出汁で作ったスープに付けて食べます。
このお店では、創業者がうっかり熱々の出汁スープに
サンドイッチをまるごと落としてしまい、それでもいいから食べるよ!と
親切なお客さん(警察官だったそう)に言われて提供したところ、
それが美味しいと評判になったことから、スープで既に浸された状態で出てきます。
古いショップですし、見た目はあまり良くないのですが、これがすっごく美味しいんです。
そして忘れてはいけないのが、マスタード。
各テーブルにボトルで数本置いてありますので、ぜひ付けて食べてみてください。
オリジナルのマスタードで、非常に辛いのですが、
一度つけると病みつきに(ちょっとずつ付けてみてくださいね)。
サイドはコールスロー、ポテトサラダ、デザートはパイなどがあります。
熱いスープもありますので、これからの季節はサンドイッチと
スープのセットも美味しいです。
お店に入ったら、どのカウンターでもいいので
列の最後に並び(いつ行っても行列なんですよ)、
カウンター後ろにあるメニューから欲しいものを選びます。
フレンチディップなら、挟むお肉の種類(私のお勧めはポーク、
マイケルはビーフかラムがお気に入りです)と、お好きならチーズも追加できます。
チーズも種類がいろいろありますので、並んでいる間にじっくり迷ってください(笑)。
自分の番になったらカウンターで注文し、支払います(キャッシュオンリーです)。
その場でサンドイッチを作って、スープに浸してくれるのを見ながら、
いつもショーケースの中にあるコールスローやパイを
オーダーしてしまいそうになる自分を必死になだめています(笑)
サンドイッチは大きいので、デザートはサンドイッチを食べきってから再注文するか、
ふたりでシェアするのがお勧めです。
ビールの提供もありますが、まだまだバドライトなどの大手が主流。
カウンター後ろに On Tap という黒板がありますので、
その日の銘柄をチェックしてみてくださいね。
駐車場はお店の横と、道を挟んだ向かいに大きな専用駐車場があります(無料)。
車が停め易いのも、ロサンゼルスダウンタウンではポイントが高いですね!
(運転する方はビールは我慢!でもサンドイッチだけでも行く価値があります!)
日本で言う、まさにB級グルメな感じの古いサンドイッチショップですが、
スープがじゅわっと染み出して、柔らかいお肉がとっても美味しいです。
二口目は、ちょっとマスタードをつけてみることをお忘れなく!
秋の味覚といっしょに、ビールが美味しい季節ですね。
Beer Study Group では秋冬のビールを現在準備中です。
美味しいビールがお届け出来るようにがんばりますので、
これからもどうぞよろしくお願い致します。
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