どうも、麦酒男です。
神泡… という言葉を見る機会が多くなってきましたが、ビールにとって泡とはなにか? そんなに味に影響するものなのか…? そんなことを考えていたら、広島の重富さんに「中野にある大学に行ったらどうだい?」とオススメされました。
ということで、やってきたのは、中野駅南口からすぐのところにあるレンガ坂…
の、途中にあるこちら!
お部屋探しの建物の2階にある麦酒大学です。人生観を変えるキリンラガー!
2階にあるお店に入ると、ビールの造り方や…
注ぎ方の説明が黒板に書かれていました。
こちらはスイングカラン(昭和のサーバー)とタップハンドル(平成のサーバー)を使ってビールを注ぎ分け、味の違いを楽しめる(学べる?)お店なのです。ビールはキリンラガーのみですが、10種類以上の味わいを楽しめるとか!
店主の山本さんの奥には、師匠である重富さんの名前、そして「神泡」の文字が!
ということで、ビールを注ぎ注ぎと、もとい、次々といただきます。注ぎ方やその特徴を解説しながら注ぐスタイルは師匠譲りでしょうか。
流暢な解説にブロガーたちも興味津々です。
さて、こちらのビールは昭和、平成、どちらのサーバーでどんな風に注いだものでしょうか?
ちょっと変わった注ぎ方やアレンジメニューもいただいてみました。こちらは昭和のサーバーで注がれたミルコ。泡がモチモチ、ではなく、スルスル飲めるのが特徴で飲み口も軽くなります。
こちらは黒ビールと合わせたオーロラというメニュー。黒ビールの香ばしさは加わりますが、基本的にはキリンラガーの味わいと喉越しです。
さらにこちらはサンライズです。黒ビールとキリンラガーとのコントラストがハッキリとでるメニューですが、グラスを通して照明を見ると、サンライズという名前の意味がわかりました。
さて、ビールにとって泡とはなにか… ピルスナーはその繊細さゆえ、美味しさを引き出すためには泡も重要なのだ、と思いました。
たとえるなら、投手にとっての球種のようなものかな、と思っています。160km級のスピードかあればストレート一本で勝負してもいいかもしれませんが、スピードが140km台であれば、球種って大事ですよね。IPAのようなパワータイプではないピルスナーなので、しっかりと球種で打ち取る必要があるというか… 神泡=神球?
今回の麦酒大学は体験入学ということで、ビールだけいただきましたが、次に伺った際にはフードメニューもいただいて、どっぷりと大学生活を楽しみたいと思います。ちなみに、僕はオープンと同時に入りましたが、基本的には予約をしてから伺った方が良さそうですので、入学の際にはお気をつけて〜!
関連リンク
麦酒大学(食べログ)