どうも、麦酒男です。
サントリー・プレミアムモルツが神泡のキャンペーンを開始して1年以上が経ちまして、自宅で神泡が作れるサーバーがグレードアップして帰ってきました。
左が旧型、右が新型です。旧型は上蓋に被せて、液が装置の中を通る形です。
新型は缶の周りを覆うように取り付けて、液と装置は触れません。これでサーバーと言っていいのかは疑問が残りますが、使っても機械を洗浄する必要がないし、何よりも注ぎやすくなりました。
逆に水洗いは厳禁です。あとは、缶が抜けないように持ちましょう。
記事タイトルの気をつけたい1つのことは上記ではありません。
まあ、とりあえず350ml缶のビールを注いでみましょう。まずは泡を立てずにゆっくりとグラスに注ぎます。
泡を立てずに6〜7割ほど注いだら、サーバーのスイッチを押しながら、やはりゆっくりと泡をグラスに注ぎます。
缶にデザインされているような、ボワーンって感じの泡ができるのがわかるかと思います。この泡、夕暮れ時の神秘的な空のようです。神泡というのもわからなくはないですね。
さて、神泡を作った段階でビールを注ぎきったのであれば問題はありません。神泡の美味しいビールを飲みきるだけです。
神泡は缶の中で出来ている
さて、「注ぎきったのであれば」と書いたのは、注ぎきらずに缶の中にビールが残ってしまった場合に問題があるからです。今回の新型サーバーは缶の途中に神泡製造ポイントがあります。
サントリー公式ページの図がわかりやすかったので引用します。下の画像で、神泡は缶の中でできているのがわかりますよね。泡がたつ、ということでこの段階でビールから炭酸は抜けていきますし、苦味の成分が泡に吸着していきます。
それを注いで飲んでしまうのであればいいのですが、上の画像くらいで注ぐのをやめて、缶を元に戻した場合、その缶の中には「気の抜けた苦いビール」が残ることになってしまいます。気の抜けたビールは飲みたくないですよね?
つまり、神泡サーバーを起動するのは、ビールを注ぎ切るタイミングでなくてはならないのです。逆に、神泡サーバー起動後、缶に残ってしまったビールを飲んでみると、違ったビールになっているのがわかるかと思います。
超音波で作るビールの泡、とてもユニークな商品ですし、綺麗な泡を楽しむことができますが、間違った使い方をするとせっかくの美味しいビールも台無しになってしまいます。正しい使い方で綺麗&美味しいビールを楽しみましょう!
関連リンク
神泡とは | ザ・プレミアム・モルツ(公式ページ)