オリオンビール Ryukyu Saison(琉球セゾン)

オリオンビール Ryukyu Saison(琉球セゾン) ビール批評

どうも、麦酒男です。

「世界中で楽しまれている多様なクラフトビールを沖縄から発信したい。」を合言葉に展開している Orion Craft Brewing Project の第5弾、Ryukyu Saison(琉球セゾン)が発売されました。これまでは、ペールエールホワイトエールセッションIPA、イングリッシュエールと来ましたが、ここに来てセゾンです。

オリオンビール Ryukyu Saison(琉球セゾン)

いただいてみると、たしかにセゾンな感じの酸味のあるドライな飲みごたえです。セゾンを求めて飲んだら美味しいと思えるビールだと思いました。世界にいろいろなブルワリーがあって、いくつものセゾンがあるわけですが、その中ではやや薄め、というかスッキリとした印象かな、と思いました。セゾン×沖縄、と考えるとこの味も理解できる感じです。

琉球セゾン

ただ、これを手にする沖縄の人がどこまでセゾンというものを理解して飲むのか、という点では疑問が残ります。このビールはどんなグラスで飲んだら美味しいのか? どれくらいの温度の時が飲み頃なのか? などなど、美味しくいただくために、いつものオリオンビールとの違いがかなりハッキリしていると思うんですが、それが伝わらないんですよね。

逆にクラフトビールに詳しい人であれば、沖縄のローソンでも売っている「僕ビール、君ビール。」の方が、セゾンとしての特徴がしっかりしていて指示を集めるのではないかと思っています。ゆえに、初心者向けのプレゼンテーションがもっとあったらいいなぁ、なんて思いました。あと、Orion Craft Brewing Project のパッケージって毎回色が違うだけな感じでクラフト的な楽しさも無いので、そのあたりも… う〜ん、やはり大手だと難しいのでしょうか?

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オリオンビール Ryukyu Saison(公式ページ)

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