どうも、麦酒男です。
金沢2日目の夜はおでんの人気店「おでん・居酒屋 三幸(みゆき)」に行ってきました。平日の16:40くらいに到着したところ、天外には行列はありませんでしたが…
お店の中で3組待ちでした。壁にはメニューや本日のオススメがあるので…
それを見てオーダーを考えつつ、店内の活気を感じつつ…
到着から20分後、おでん鍋の眼の前のカウンターに陣取り、1杯目のビールにありつくことができました。樽生ビールはアサヒスーパードライです。瓶ビールは各大手メーカーのものがありました。
ビールの次はおでんです。最初にお願いしたのは、車麩、大根、玉子、そして梅貝です。
金沢のおでんは車麩が入っているんですね。沖縄だとテビチ、静岡だと黒はんぺんなど、ご当地の具材は食べたいですよね。
車麩はグルテンのプルプル食感がいいのはもちろん、おでん出汁をしっかりと吸ってとにかく美味しいのが特徴です。
続いても金沢ならではの梅貝です。お店の方がおでん鍋から大きな巻き貝をピックアップ、中身をクルンと取り出して、ハサミでカットして提供してくれます。
コリッコリの食感、そして似ていて否なるつぶ貝では食べられない、内蔵の美味しさを味わいました。
一品料理もいただきます。まずは生だこポン酢(800円)です。
単に酸っぱいとか甘いということではなく、ポン酢の味わいがタコとマッチしていて美味しかったですし、もうね、タコの食感がぷりっぷりで…
お次は、がすえびの唐揚げです。がすえびというのは、甘エビよりも甘いと言われている海老なんですが、日持ちしないのでこのあたりでしか食べられないんだとか。一人だったこともあり、ハーフサイズで提供していただきました。
が、ハーフじゃなくっても良かったな、とひとつ食べて思いました。確かに甘い、そしてうまい! レモンが添えられていましたが、レモンは使わず、そのままかぶりつきました。この時はサッポロラガーを合わせたんですが、相性バツグンで美味しかったなぁ。
ここから、気になるおでんと日本酒を… 玉子巻き、いわしすり身、わかめです。
わかめは出汁を吸いつつ、シャキシャキの食感が美味しいです。これ、車麩を食べた人には対比用に食べてほしいなぁ。
日本酒は吉田酒造店の手取川です。フルーティー、かつ旨みを感じる好みの日本酒でした。
ここで金沢名物だという、こんかさば(550円)なるものをオーダーしてみました。こんかというのは米糠のことのようです。
米糠に漬けた、つまり昨日いただいたフグのぬか漬けのサバ版ですね。やはり味が濃い! このまま日本酒と一緒にいただくにはかなり時間を要しそう…
ということで、おでんを追加! ふかし、そして焼きどうふです。
ふかしというのも金沢の名物で、魚のすり身を蒸したものなんですって。ふかしも豆腐も塩味は強くないので…
こんかさばと一緒にいただきました。これもまた日本酒と合って美味しかったです。
いやぁ、ビールとがすえびの唐揚げ、そして各種おでんと日本酒が本当に贅沢で美味しかったです。「がっぽ」もそうですが、金沢、すごいなぁ。
1時間ちょっと楽しんで、18時過ぎにお店を出るとこんな感じで行列ができていました。
僕のようにカウンターでひとり飲んでいる方もいれば、2〜3人で来ている観光客のようなグループもいたので、みんなそこまで長居はしないのかなと思いますが、3名以上であれば予約ができるので予約して行くのがオススメです。
関連リンク
おでん居酒屋 三幸(食べログ)