どうも、麦酒男です。
渋谷・東にある中華料理屋「太古城」に行ってきました。
駅からかなり歩くのですが、たどり着いたら
急にポツンと中華のお店がある感じでした。
まずはビールをいただきます。樽生のビールはサッポロです。
壁にかかっているメニューを見ると、
クラゲの卵とじ、酸菜餃子など見慣れないメニューが…
クラゲって熱を加えると溶けちゃうイメージなのですが、
どうなっているんだろう、それともクラゲの卵でとじているのか、
そもそもクラゲって卵あるんだっけ…?
ということで、まずはそれから頼んでみました。
クラゲを卵でとじたものでした。中にはコリッとも
プリッともいえるクラゲが入っていたのですが、
夢中で食べて写真を撮り忘れました。
その食感、そしてルックスはご自身の目と舌で味わってください。
ここからは餃子シリーズです。まずは酸菜餃子と焼き餃子。
酸菜餃子というのは、発酵させた白菜を使った餃子とのことで、
若干酸っぱい味なんだとか。発酵させた白菜…
一緒に伺った東京餃子通信の塚田さんによると
もともと餃子は中国東北料理のお正月に食べる料理なので、
白菜を正月まで保存するためには発酵させる、つまりお漬け物にするしかなかったんですね。
ですから、本来餃子の餡には漬け物の白菜を使うのが本来の形。
ただ、焼き餃子の餡に使っているのには初めて出会いました。
なんですって。いつもは蒸し餃子か茹で餃子なのでしょうね。
肝心の味は、やはり酸味がある感じで、そこに八角の香りが強めに入っていて
意外と上品に感じられました。はじめての味わいでしたが、美味しかったです。
続いて普通の焼き餃子もいただきました。
こちらはショウガがしっかりと利いていますが、
やはりアッサリとした印象です。肉汁がかなり多いので、
焼き小龍包的な要素もある気がしました。
皮は厚めでカリッとしたタイプなので、
ビールといただくのにちょうどいいなぁ、と思いました。
最後に水餃子もいただきました。焼き餃子とは皮も餡も違います。
こちらの特徴はニラ! 食べると鼻からニラの香りが抜けていきます。
これも美味しい! 太古城の餃子はどれもスッキリとしていて
餃子以外のメニューも食べられる設計になっているのかなぁ、と思いました。
青島ビールもあるということで、こちらもいただきつつ〆ました。
お店の外の看板には、なぜか「アイスコーヒー始めました」の文字。
横の冷やし中華は「はじめてます」とのこと。ちょっと前の出来事なんでしょうか。
アイスコーヒーはイラストと価格入りだし、なんというフィーチャー感。
なかなか本格的というか本場での家庭的、というか
普通はいただけないメニューをいただけるお店だなぁ、と思いました。
駅からちょっと遠いので、その辺も考えつつ、
まったりと楽しめる時に来たいお店だなぁ、と思いました。
餃子が美味しいのはもちろん、それ以外のお料理も
かなり期待できそうですので、また行ってみたいと思います!