どうも、麦酒男です。
サッポロビールとファミリーマートが共同開発している「ビアサプライズシリーズ」が今年も発売されました。2020年は「余韻」「苦味」、2019年は「香り」、2018年までには「深み」「キレ」「コク」などがありましたが、2021年は「至福の香り」からスタートです。2019年の「至福の香り」は個人的にとても気に入って、4〜5ケース分は飲みました。
さて、2021年の「至福の香り」は一昨年と違って、なんだかトロピカルな色のデザインになっています。
いただいてみると、2019年版とは違い、苦味がだいぶ減って、香りに特化した印象です。2種類のホップ(シトラ、モザイク)を使用し、その特徴が出ているとのことです。たしかに、フルーティーな香りがありますが、かなりクリアでもあるので、ジューシーさというか、味わいが薄いとも感じられます。この感じ、なんとなくどこかで飲んだ印象があるなぁ、と考えてみたら、何かのセッションIPAな気がします。華やかな香りのわりにボディが無いんですよね。ある意味で飲みやすいと言えるけど、物足りなさもある感じ。
香り一辺倒だと、芳香剤ではありませんが、脳が人工的な捉え方をしてしまうので、もう少し甘さだったり、苦味だったり、「味」があると良かったかなぁ、なんて思いました。まあ、あくまでも個人的に最高だった2019年版と比較してなので、このビールが美味しくないわけではないんですけども…
関連リンク
「サッポロ ビアサプライズ至福の香り」新発売(ニュースリリース)
これまでのビアサプライズシリーズ