どうも、麦酒男です。
いろいろなお酒を見ている中で気になるものがあったので、買ってみました。神奈川県相模原市にある「伊勢屋酒造」のお酒・SCARLET(スカーレット)です。始めは伊勢角屋麦酒と見間違えたところから気になったのですが、伊勢屋酒造のことを調べてみると、これぞクラフトリキュールというお酒を造っていたので購入してみました。
伊勢屋酒造が造っているのは Amaro(アマーロ、イタリア語で苦味の意)と呼ばれるお酒で、元々は薬草酒のような感じだったようですが、今ではカクテルに使われることが多いそうです。伊勢屋酒造では、製造から瓶詰まで全てハンドメイドで行っているそうです。
今回購入したのは SCARLET Aperitivo(スカーレット アペリティーボ)、そして SCARLET Cask Marriage(スカーレット カスクマリッジ)です。
アマーロに関してはよくわからないので、とりあえず Aperitivo をストレートでいただいてみました。
SCARLET Aperitivo(スカーレット アペリティーボ)
アペリティーボというのは「食前酒」という意味なので、食前に飲むのがいいのかな…?
ハーブ&スパイシーな香りの中に甘さも感じられるお酒で、近いものとして養命酒を思い出しました。まあ、薬草酒なので遠くないのだと思います。苦味はありますが、エグみのようにひっかかるものはなく飲みやすかったです。
これをソーダで割ってみると、さらに飲みやすさは増して、夏にゴクゴク飲むのにも良さそうだと思いました。甘さとスパイシーさが心地いいです。
ちなみにこちらは、オレンジの皮、ジャスミン、ニガヨモギ、マジョラム、ホップなど25種類のボタニカルを使っているそうです。
SCARLET Cask Marriage(スカーレット カスクマリッジ)
続いては、スカーレット カスクマリッジです。こちらはジャパニーズウイスキーの空樽で約10ヶ月間熟成させてものだそうです。
香りはハーブ系ですが、クラフトコーラのような雰囲気も感じます。いただいてみると、アペリティーボのようなスパイシーさはなく、ハーバルな香りと甘さを楽しめます。
こちらはレモンバームやゴールデンベリースプラウトの葉、セージ、ウコギやアンゼリカの根、シナモン、ブラッドオレンジの皮など、20種類以上のボタニカルを使っているそうです。シナモンがコーラっぽい雰囲気を出しているのかもしれません。
ソーダで割ると、少し香りの印象が弱まる感じがして、こちらはストレートで飲むのが良いのかな、と思いました。
アペリティーボは食前酒や食中酒としてストレートかソーダ割り、カスクマリッジはストレートでデザートか寝酒にいいんじゃないかと思いました。
ちなみに、ふたつをブレンドしてみたんですが、アペリティーボのスパイス感が勝ったので、このふたつは混ぜない方がそれぞれの特徴が楽しめていいんじゃないかと思います。
それにしてもまだまだ知らないお酒っていろいろあるものですね。ビールも楽しいけど、ビール以外のお酒も楽しいなぁ。
関連リンク
伊勢屋酒造(公式サイト)
scarlet.iseya(Instagram)