どうも、麦酒男です。
那覇の国際通り近辺でとても素敵なお店を見つけました。
元々はガイドブックから見つけたのですが、
桜坂にある「カラカラ」というお店です。
ひとりでカウンターに座り、ビールをいただきます。
もちろん、オリオンビールです。
お通しには苦菜(ニガナ)の白和えをいただきました。
苦い菜っ葉なので苦菜というそうですが、
水にさらしてあるとかで、オトナの苦味を楽しめました。
そして、沖縄に来てから意外と食べていなかった
ゴーヤーチャンプルもいただきました。
島豆腐、ゴーヤ、豚肉のそれぞれの食感と
味のバランスが絶妙でクセになります。
特に、島豆腐に焼き色がしっかりとついていて、
歯ごたえがあっておいしかったです。
ビールのつまみに、ということで
天ぷらの盛りあわせもいただきました。
ゴーヤや島らっきょう、魚の天ぷらです。
塩でいただくのですが、そのままでも
サクサクの食感が楽しめてビールが進みます。
そして、どのメニューよりも
カラカラでオススメなのがラフティです。
今まで食べてきたラフテーや豚の角煮は
すべて醤油ベースのものだったのですが、
こちらのラフティは味噌ベースでした。
出汁の仕込み、肉の仕込みとやっていくと3日かかる、
というこのラフティですが、時間をかけているからか、
やさしい味で、さらに食感が素晴らしく、
とてもおいしいものでした。
お店の方の話によると、肉を煮込む時に
泡盛をしっかりタップリ使うのがポイントだとか。
今度、自分でも作ってみたいと思います。
さらにこのカラカラ、天候はもちろん、
オーダーしたお客さんの状態によっても
料理の味を若干調整したりしているそうです。
まさしく、その時、その場所でしかいただけない味、
一期一会のメニューなわけですね。
そして、それをしっかりと楽しませてくれる、
そんな雰囲気がこのお店にはありました。
ぜひ、那覇に行った際には桜坂のカラカラに、
そしてカラカラに行った際には、カウンターで
お話をしながらお酒と料理を楽しんでください。
最後におむすびをいただきました。
旅先でこんな良いお店に出会ってしまい、
帰るのがすごく淋しくなりました。
そんなことも含め、とてもいい旅になったと思います。
▼琉球料理と泡盛の店 カラカラ(営業時間:19時~24時 定休日:日曜・祝日)