どうも、麦酒男です。
沖縄では、ヤギ肉を食べさせてくれるお店がいくつかあります。その多くは、ヤギ刺し、もしくは山羊汁ですが、ヤギ肉をフレンチ&イタリアンで美味しく食べさせてくれるお店に行ってきました。栄町の一角にある「Bistro Le Bon Gout(ビストロ ルボングー)」です。
店内は町のフレンチ、といった感じでしょうか。ただ、やはり、ヤギが顔を出しています。
いろいろと気になるメニューが看板に見られますが、まずはビールで乾杯です。
フレンチなので、アミューズもしっかり出てきます。この日のアミューズはローストビーフ。火の入り方が程よくて、柔らかいし、脂も感じられる美味しいローストビーフでした。
さて、ここからヤギのお料理をいただきます。まず登場しつつ、ヤギのチーズが振りかけられているのは…
ヤギパッチョ(1,480円)です。ヤギのお肉を使ったカルパッチョですね。
ヤギのチーズの香りは強めでしたが、お肉自体は柔らかくて美味しいお肉という感じで香りはあまり感じません。パプリカやアイスプラントなどの歯ごたえのある野菜との相性も良かったです。
二杯目からお酒は赤ワインに…
Boutinot Cape Heights Shiraz(ブティノ ケープハイツ シラーズ)という南アフリカのシラーズをいただきました。
フルボディ寄りのミディアムボディという感じで、お肉を食べる時に合わせるお酒としていいチョイスでした。
続いては、山羊のコッパ・ロマーナ(980円)です。ヤギの脂を使って固めた煮こごりだそうです。
こちらはヤギの香りがありますが、好みなのでまったく気にならず、むしろ美味しかったです。これ、2歳児のお子サマーもいくつか食べていましたが、それくらい食べやすいということなのかもしれません。
さらに、ヤギ赤ホルモンのハリッサ風味(1,480円)です。
こちらは、ヤギの血や赤いホルモンを使っているということで、クセは強めですが、クミンを始めとするスパイスがいい働きをしていました。どっしりとしたワインと合わせたい一品です。
次は、ヤギ白ホルモンのクレピネット包み焼き(1,480円)です。
フォアグラにも通じるまろやかさとこってりとした味わいでした。個人的には結構重かったかな。
ヤギの間に羊もいただいてみました。牧草ラムの真空調理(2,400円)です。
表面はカリッカリに焼かれていますが、中はじゅわっとレアでした。お値段が高価なのと、この日は5人で分けたこともあって、一口だけしか食べられませんでしたが、ソースがナッツ系のまろやかさのあるもので、満足度を上げてくれました。これが好きなだけ食べられる日がいつか来たらいいなぁ、と思いつつ…
最後はヤギのお肉を使ったピザ、ピンザピザ(1,280円)です
生地が極薄のタイプで、お腹に重くなく、チーズとヤギ肉の美味しさを感じられるピザでした。
ということで、ヤギ&羊、そして牛をちょっとだけいただいたビストロ ルボングーでした。栄町という立地ながら、いろいろなお肉が食べられるし、お店の雰囲気もおしゃれなので、お肉とワインを楽しみに行くお店としていいなぁ、と思いました。ヤギも美味しかったですが、それ以外のお肉も気になるところです。
関連リンク
ビストロ ルボングー(食べログ)