九州旅行では、いくつかの酒蔵を訪れましたが、なかでも楽しみにしていたのが「雲海酒造」です。蕎麦焼酎が有名ですが、個人的に20年以上前から麦焼酎「大河の一滴」が好きでして…
その雲海酒造の酒蔵と宿がセットになった施設「酒泉の杜 綾陽亭」に行ってきました。
宿泊したのは離れの宿で、大浴場の温泉の他に、内風呂として大きな檜風呂があります。
こちらの工場見学を予定していたんですが、時間が間に合わず断念… いろいろ試飲したかったな〜、なんて思いつつ、売店に行ってみると…
なんと売店では、ビール以外のほとんどのお酒が試飲OK、ある意味で飲み放題でした。宿泊のお客さんはお風呂の後でしょうか。浴衣姿で試飲に来ている人も…
試飲は自由ですが、何かを食べることはNGとなっています。あくまで試飲を楽しみましょう。
芋、麦、米、蕎麦の焼酎はもちろん、日本酒やブランデー、リキュール…
ワインもありました。
近隣の特産品も売っているので、ここでお酒を試飲しつつ、気に入ったものをお土産に買うのが良いですね。
僕は大好きな麦焼酎「大河の一滴」とここでしか買えない「芋焼酎 照葉」を買いました。
居酒屋てるはでビール＆チキン＆ピッツァ
酒泉の杜には、温泉宿泊施設である綾陽亭以外にも、いくつか施設があるんですが、晩ごはんはその中のひとつ、「居酒屋てるは」でいただきました。
旅館は専用の食事処やレストランがあるからでしょうか、こちらの居酒屋は結構簡素な感じで、若干フードコート感があります。
オーダーをカウンターで行い、その場で支払いをするキャッシュ＆デリバリー方式です。
まずはビール！ 雲海麦酒醸造所で造られたピルスナー、そしてすぐに出てくるおでん（1つ100円）をいただきました。
ピルスナーはスッキリとしていますが、ホップの特徴は弱く、温泉の後にスッキリと飲むような感じがいいでしょうか。
続いてのおつまみはここでも鶏です。まずはフライドチキン むね肉（330円）から。本当はもも肉が良かったんですが、閉店間際に行ったので売り切れていました。
県産若鶏炭火焼（450円）もいただきました。かなり味が濃い目で、ビールがススム感じでした。
他には、そのまま持って帰れるピッツァがいろいろありましたが、スタンダードなピッツァ・マルゲリータ（1,030円）をいただきました。
そのピザに合わせてもう一杯。続いてはアルトです。こちらも飲みやすいアルトでした。
まあ、こちらではビールではなくて、焼酎がいいかなぁ、と… いうことで、部屋に戻って、縁側でテイクアウトしたピザを楽しみました。
まあ、クラフトビールブームで、選択肢が増えまくったビールなので、わざわざここでビールを飲まなくてもいいじゃない、というのが正直なところでしょうか。だって、美味しい焼酎がたくさんありますからね！ 売店にもいろいろなおつまみが売ってるので、綾陽亭ではいろいろと買い揃えて、浴衣で部屋飲みするのが気楽でいいかもしれません。
関連リンク
蔵元 綾 酒泉の杜（公式サイト）
