どうも、麦酒男です。
チェコ政府観光局&Linkトラベラーズとのタイアップでチェコへの旅に行ってきました。今回のチェコの旅もいよいよ最後のレストランになりました。最後にビールを飲んだのはオーストリアとの国境に近いValtice(ヴァルチツェ)という街にあるValtická rychta(ヴァルティツカ リヒタ)というお店でした。
こちらのお店、メニューブックには Budweiser の文字が…
でも、これ、日本で認知度の高いアメリカのビール バドワイザーではなく、Budweiser Budvar(ブドヴァイゼル・ブドヴァル)というチェコのビールなのです。バドワイザーとは別物です。はい、こちらです。
バドワイザーはこのビールにあやかろうとその名前をつけたのですが、とてもややこしく、今でも問題になっている… とりあえずは「チェコのブドヴァルがオリジナルだ」という認識が重要でしょうか。
さて、飲んでみるとかなりスッキリとしたビールで、プラズドロイのような旨みはあまり感じられません。バドワイザーはライトラガーですが、ブドヴァルはチェコスタイルピルスナーということで、スタイルは違うのですが、印象としては結構近く感じました。
さて、そんなブドヴァルを飲みつついただいたのは、代表的なチェコ料理です。まずはガーリックスープ。これはどこで飲んでも美味しいものでした。
多くの場合、クルトンが入っているんですが、ニンニクの風味も塩分も強いので、ラーメンのスープにクルトンを入れて食べているような感じでした。つまり、ビールとの相性がいい、ってことです。
続いてのチェコ代表はチーズフライです。
形はお店によっていろいろですが、カットするとトローリととろけるチーズが入っています。油分、塩分、そしてサクッ&とろりとした食感があるわけで、こちらもビールとの相性がいいですね。(ただ、カロリーとか諸々怖いです)
最後のチェコ代表はグラーシュです。これは鹿肉を煮込んだものだったかな。
これをダンプリングと一緒にいただくのです。ちなみに白いのが小麦粉で作ったダンプリング、黄色いのが芋で作ったダンプリングです。芋版の方が食感が強かったかな。
こうするとビーフシチューに芋を入れたみたいですね。浸していただくのがチェコ流!
これも味が濃いのでビールとの相性がいいですが、おつまみにするにはちょっと重いかな? まあ、重くてもバンバン食べて飲むのがチェコ流という気もします。
ということで、チェコ紀行最後のビールはブドヴァルでした! 最後まで代表料理も楽しんで、とにかく食べて飲みまくったチェコ紀行となりました。楽しかった〜! 数年後になると思いますが、またチェコに遊びに来たいと思います。ごちそうさまでした! ありがとうございました!
関連リンク
Valtická rychta(公式サイト)
Valticka Rychta(トリップアドバイザー)
2016年12月 チェコ紀行(乾杯おじさん)