どうも、麦酒男です。
黄金の虎でしこたま飲んだ後、ホテルに戻り寝てしまったんですが、
目が覚めると夜の9時… まだイケる! もう一軒くらい行きたい!
ということで、ホテルの近く(フローレンツ駅)にあったビアバーにやってきました。
お店の名前は Pivovarsky klub(ピボバルスキークルー)、
日本語にするとビールクラブ、という意味だそうです。
こちらはお店の1階、夜の9時過ぎということで、
いい感じのお客さんも多かったです。
店内にはでっかい冷蔵庫があり、ヨーロッパ各国のビールをはじめ、
アメリカのビールもありました。日本のビールは無かったかな。
こちらにもビールが… 冷蔵庫は一軍、こちらは二軍って感じでしょうか?
さて、お店には地下があり、奥も見てみたいので地下に降りてみました。
地下は地下でカウンターとテーブル席があり、お客さんもいました。
我々はタップハンドル前のカウンターに陣取りました。
タップは6本、ビールメニューがしっかりと額に入っているのが素敵です。
こちらは手元のビールメニューです。だいたい300mlで200円以下という安さ!
どんなビールが出てくるのか、ちょっと心配になるくらいです。
そんな中、最初にいただいたのは、ブジェヴノフ修道院で造られている
Benedict というラガービール。ろ過をしていないペールラガーとのことです。
ちなみにブジェヴノフ修道院は、チェコ最古の男子修道院だそうです。
このビール、苦味と甘みがあり、そのバランスもよくて美味しかったんです。
ろ過していないからか、若干ざらつく感じというか、クリアでは無かったんですが、
これが近所のビアバーにあったら、毎回飲んじゃうよ、っていうくらい
美味しいビールでした。値段を見て若干引いたけど、そんな必要なかったです!
さて、こちらのお店はフードもいろいろと充実していました。
まずは軽くサラダをつまみにウォーミングアップをしたら…
カンガルーのグリルをいただいてみました。お肉はいろいろ種類が
あったんですが、グラム単位でオーダーできるので頼みやすいです。
カンガルー肉はグラムあたり7円くらいなので、100gで700円ですね。
カンガルーのお肉って臭みがあるかなぁ、と思ったんですが、
そんなことはなく、塩胡椒のシンプルな味付けでしたが、
しっかりとした赤身で美味しかったです。
続いては、色を濃くしてダークラガーをいただきました。
こちらは逆にスッキリとしていましたが、そこまで印象に残るものでは
無かったですかね。黒ビールの違いがそこまでわからない麦酒男です。
遅れてやってきたのは、ターキーのステーキです。
ターキーはカンガルーより安く、グラム5円くらいでした。う~む、安い。
ターキーは淡白な味でダークラガーとの相性が良かったです。
さて、ここでお店の人にオススメ聞いてみました。
チェコのピルスナーを極めたかったので、何かピルスナーを、と
オーダーしたところ、こちらのビールが出てきました。
ペルフジモフのプレミアムラガーです。おつまみはほうれん草のペースト、かな。
ラガービールは、今までのものに比べると、インパクトに欠けて、
ほうれん草のペーストが結構しょっぱかったこともあり、消化試合な感じに…
最後はヘロヘロになりながらも、Rye IPA をいただきました。
これがまたしっかりとした香りと苦みがあって美味しかったんですよ~。
ただ、スタイル的にアメリカンで、チェコらしさは無かったかな?
いや~、最後の方、写真がボケてきてますが、かなりヘロヘロでした。
それでも美味しかった~! ピルスナーウルケルのような何杯も飲めて
ずっと美味いビールもいいし、こういったホップがしっかりと効いたビールも
また美味しいですねぇ。値段も安いし、プラハ、というか、チェコすごいわ!
チェコはこのお店が最後のお店になりましたが、ビールの安さと美味しさが
ヤバかったので、またぜひ訪れたい国になりました。ビアスタイルの好みにも
よりますが、今、ビール好きが訪れるべきはチェコなんじゃないか…
そんなことまで思えるプラハのビール紀行でした。プラハ、オススメです!!
関連リンク
Pivovarský klub(Trip Advisor)
Pivovarský klub(公式サイト)