どうも、麦酒男です。
那覇・県庁前駅にある「魚島屋」に行ってきました。
お店には派手な看板が、そして暖簾には本マグロ炉端劇場と書かれています。
どことなく目利きの銀次に似たお店なんですが、劇場型のメニューが多いんですね。
劇場型=目で見て楽しく美味しいメニュー
劇場型というのはどういうことか… このお店のメニューは見て楽しめるものが
多かったです。たとえば、最初にオーダーした、本日の劇場盛り(999円)。
オーダーすると店員さんの派手な掛け声と共に出てきます。
大トロ、中トロ、赤身のマグロのトリオ、そしてその前には
ホタルイカと白身魚のホウボウが陣取っています。
一番奥には大トロ様が!
この脂! これで999円はリーズナブルじゃないでしょうか。
ビールは2種類あり、ヱビスが450円、麦とホップが350円でした。
一杯目は麦とホップをいただきますが、ヱビスが450円てのもなかなか。
お刺身はどれも美味しくて、大トロあたりは塩とレモンでいただくと
ビールとの相性が高まる感じで良かったです。
こちらは遅れてやってきたお通し(2人分)です。
鯖の香草焼きと云った感じでしょうか。もちろん美味しいです。
続いては、ズワイガニポテタマサラダ(450円)です。
カニの風味とポテト、タマゴのコクをしっかりと感じられます。
これはビールや日本酒ではなくて、ハイボールに合いそうですね。
劇場型=参加型の楽しいメニュー
劇場型には、自分で混ぜたり、アレンジしたりする楽しさもありました。
こちらは久米島直送シャキシャキもやし生キムチナムル(390円)です。
早口言葉のようです。久米島直送シャキシャキもやし生キムチナムル。
これをバババッと混ぜていただきます。キムチの素と胡麻油ともやし、
それさえあればできそうなのも、家飲みの時の参考になりそうでうれしいです。
続いては、自分流北海生タコワサ(680円)。
生のたこ刺しと2種類のワサビが出てきます。これを好みでいただくんです。
塩やネギを使ってもOKです。自分流たこわさ、なるほどなぁ。
そして、またも自分で混ぜるメニュー、生イカウニナメロウ(680円)です。
刻まれた生イカにウニのソース、そして薬味が盛り付けられています。
好みの薬味を入れて、ザザザッと混ぜていきます。
これのあたりの食事は、ビールよりも日本酒の方が良さそうです。
ということで…
やっぱり日本酒もいただきます
日本酒をオーダーしたのですが、その前にオーダーしていた
馬ヒレ肉(880円)が出てきました。竹筒に入っているのですが…
その竹筒を持ち上げると、中には九州の刺身醤油が!
甘い醤油でいただく淡白な馬肉は美味しかったです。
さて、ここで日本酒です。
静岡県の初亀をグラスでいただきました。1杯399円です。
はい、居酒屋の日本酒でお馴染みの表面張力です。よっ!
さらに、このお店のオリジナル樽があるということで、
そちらもいただきました。500ml で 980円です。
静岡は花の舞酒造の「つう」というお酒だそうです。
こちらは樽の横にある注ぎ口から自分で注いでいただきます。
日本酒らしい味わいで、刺身や漬物に合いそうなお酒でした。
さて、いろいろと劇場型メニューを楽しみましたが、
この日、座ったカウンターの横には水槽があり、
僕が気持ちよく呑んでいるところをずっと魚が見ていました…
このお店、もしかしたら魚が酔いどれを見るための劇場なのかもしれません。
駅から少し離れた場所にあるからか、まだそこまで混雑はしていなく、
それでいてリーズナブル&美味しいお料理が出てくるという、
穴場なお店だと思いました。沖縄料理的なメニューは少ないですが、
やんばる鶏や島豆腐もありましたので、観光で来た時にもオススメです!
関連リンク
本マグロ炉端劇場 魚島屋(公式サイト)
本マグロ炉端劇場 魚島屋(facebookページ)
魚島屋(食べログ)