どうも、麦酒男です。
リニューアルオープンした身延山ロープウェイに乗ってきました。なんでも絶景が楽しめるということで、新しいカメラを持って、楽しみに行ってきたわけです。
朝早起きして、電車に揺られ、身延駅に着いたのは9時半頃。ロープウェイの乗り場まで歩いて行こうとすると、立ちはだかるのが200段を超える石段… 事前の調べで、ロープウェイ乗り場の近くにビールがあることはわかっていたので、「これはビールをおいしくするチャンス!」ってことで登りきりましたよ。
正直、もうちょっと余裕を持っていけるかと思ったんですが、かなりギリギリでした。この石段を登らない場合、脇にある少しゆったり目の坂を上っていくか、もしくは下から200円で乗り合いのバスが出ています。
ともあれ、自力でたどり着いた僕は、お目当てのロープウェイに乗りました。
結構なスピードでドンドン山の頂を目指します。このロープウェイ、いろいろとリニューアルしていまして、たとえばデザインは、九州新幹線800系のデザインをされた水戸岡さんが担当されたのだとか。
ワクワクと「絶景」を想像しながら、山頂の駅に降りてみると…
な~んにも見えませんでした… ある意味で神秘的というか、幻想的な光景ではあったけども… まあ、情報過多でいろいろと見えすぎている世の中ですから、これくらいの方が気持ちが落ち着くってもんですよ。
新しいカメラのテスト、というわけには行きませんでしたが、この旅にはもうひとつ目的がありました。それは、ある人に会うこと。ちょうど、この旅行の計画を立てて、Yahoo!路線で検索していた時、このブログ宛にメールをいただきました。そのメールの送り主の方が、この身延山で住職をされている方だったのです。スピリチュアルなことはあまり考えないのですが、面白いタイミングだなぁ、と思い、会いに行ってきました。
実はこの佐藤順行さんもブログをやっていらっしゃいまして、しかも、ヱビス<ザ・ホップ>が大好きだとかで…
そのブログがこちら… 「今宵も泡まみれ」
ブログからリンク張って大丈夫ですか? とか2回くらい確認しちゃいました。さすがにこの日に乾杯することはできませんでしたので、再会を誓って、一緒に写真を撮っていただきました。合掌。
さて、順行さんとわかれた僕は、帰りのロープウェイを待つ間にリニューアルした売店でビールと、名物だという湯葉をいただきました。
角ゆば(250円)とスーパードライ(500円)でした。観光地価格でないのがうれしいですね。さらに順行さんからの情報で、ロープウェイを降りて右に行ったところに地ビールを出しているお店があるということでそちらにも…
ありました、甲斐ドラフトビール。こちらは650円。おつまみで枝豆もついてきましたので、こちらもリーズナブルな印象です。
この日いただいたのはチェコタイプのピルスナーで、苦味と香りの後に、甘さを感じられるとてもバランスのいいビールでした。勝沼で作られているビールなのですが、これは工場で飲んでみたいビールです。
さらに順行さんにすすめていただいた久遠寺を拝観させていただきました。
京都ほど人がいないので、全体的にゆっくりと見られて、しかも静かで、畳の香り、線香の香り、そしてたまに甘い花の香りがやさしい風に流されてきて、それはそれはいい時間を過ごすことができました。
そこまで暑くなかったのも幸いでした。新宿から身延山まで高速バスを使えば2,800円でいけたり、秋からは見晴らしのいい日が増えるということだったので、また来てみたいと思いました。
関連リンク
身延山への旅の写真