どうも、麦酒男です。
メキシコのクラフトビール「MINERVA(ミネルヴァ)」を輸入している株式会社カサナチュラルの方からご連絡があり、「MINERVA」シリーズを一式いただきました。
ということで、すでにご紹介したコロニアル、IPA に続き、他のビールについてもご紹介していきたいと思います。
そもそもメキシコのMINERVAとは?
MINERVA はテキーラでも有名なハリスコ州で2003年に設立されたブルワリーです。メキシコ国内のクラフトビールカテゴリーでは、シェア30%とトップの生産量だとか。
元々、創業者のブリセーニョ氏がヨーロッパのビールに感動したところからスタートしていることもあり、長年、ヨーロピアンスタイルのビールがラインナップされていました。最近はIPAも加わり、クラフトビールっぽくなってきた… という、日本の地ビールブームにも通じる歴史のあるブルワリーです。なんとなくですが、COEDOビールあたりが近い感じでしょうか?
さて、ビールの紹介です。まずは、下面発酵のウィンナースタイル「VIENA(ヴィエナ)」です。
MINERVA VIENA(ミネルヴァ ヴィエナ)
ウィンナーラガーということで、焙煎されたモルトの香ばしさを感じますが、そこまで重くなく、スッキリと飲むことができます。どんなメキシコ料理に合わせたらいいんだろうなんて思いましたが、香ばしさつながりでトルティーヤとの相性は良さそうです。
メキシコのメジャービールというとコロナとかテカテとか、ライトラガーの印象がありましたが、意外にもウィンナーラガーから派生したビールも多いそうで、MINERVA にウィンナーラガーがラインナップされるのも不思議ではないようです。
MINERVA PALE ALE(ミネルヴァ ペールエール)
ペールエールはフルーティーで、ほどよく苦味もあるアメリカンペールエールでした。スタンダードな味わいのアメリカンペールエールと言えますが、変なクセがなくて飲みやすいとも言えるのかも。ちょっと思いついて、キーライムを絞ってみたんですが、これが正解! スッキリとしつつも、柑橘の風味が加わってとても美味しかったです。メキシカンと合わせる時には、柑橘を足してみるのもオススメです。
MINERVA STOUT(ミネルヴァ スタウト)
数あるビールのスタイルの中でも一番当たり外れが少ないのがスタウトだと思ってます。逆に言えば、記憶に残るくらい美味しい!ってなるのも難しいスタイルで、ミネルヴァに関しても「おいしい!」ですが、ミネルヴァだけの特徴というのは捉えられませんでした。メキシコらしさ、ミネルヴァらしさが感じにくいスタウトではありますが、普通に美味しいのでコロニアルやラガーライトなど、他のスタイルと一緒に飲んで違いを楽しんだり、香ばしさを感じるメキシコ料理とペアリングで楽しむのがいいのかな、と思いました。
メキシコをもっと楽しむためのビール MINERVA
世界にクラフトビールはたくさんありますし、日本にもたくさんありますが、その中でなぜ MINERVA を飲むのか… それは雰囲気だったり、水だったり、「メキシコを味わう」ということがポイントになってくると思います。タコス、ブリトー、ケサディーヤ… メキシコ料理はメキシコのビールとペアリングすることで、さらに美味しくなるはずです!
ただ、コロニアルのような、他には無いビールもあったりするので、コロニアルはビール好きなら飲んでみてほしいです。そして他のビールも、なんならドリトスやドンタコスとでもいいので合わせてみて、メキシコの風を感じてもらえたらと思います。サルー!
関連リンク
CERVEZA MINERVA(公式サイト)
株式会社カサナチュラル(公式サイト)