どうも、麦酒男です。
先日、サッポロビールから限定販売されている「サクラビール2020」について記事を書きましたが、“サクラビールはサッポロビールだけではなかった!”ということで、今飲むことができる もうひとつのサクラビールを入手して飲み比べをしてみました。
そもそもサクラビールとは、1912年(明治45年)に九州で創業した帝国麦酒(株)が九州初のビール工場で製造していたビールです。今回、サッポロビールが復刻アレンジ版を醸造、缶で販売しましたが、北九州にある「門司港レトロビール」は瓶で販売しています。
サクラビールのラベルは一緒でも、原材料もレシピも異なっています。サッポロビールのサクラビール2020は副原料が入っており、門司港レトロビールのサクラビールは麦とホップだけで造られています。
グラスに注いでみても、その違いは一目瞭然です。サッポロビール版の方が泡立ちがよく、門司港レトロビール版は色が濃いですね。ということで、このふたつを飲み比べてみました。
まずはサッポロビール版 サクラビール2020ですが、単体で飲んだ時は少しモッサリとした印象でしたが、飲み比べてみるとスッキリとした印象に変わります。ホップの特徴も出ていて、苦味も感じられました。
一方、門司港レトロビール版サクラビールは、濃色のビールっぽく、苦味よりも香ばしさと甘さを感じました。ビールとしてキャラ立ちしているのは、門司港レトロビール版で、個人的にもこちらの方が好みでした。
サッポロビールの説明には「飲みやすさを重視する現代のお客様の嗜好に合わせて仕上げた」と書かれていたので、たしかにその違いを味わうことができました。門司港レトロビールでは、今も復刻版のサクラビールを販売しているので、ご興味のある方はぜひ早めに入手して飲んでみていただければと思います。
関連リンク
門司港地ビール工房(公式サイト)