どうも、麦酒男です。
サッポロビールから限定発売となった「サクラビール2020」をいただいてみました。
色はやや濃い目で、飲んでみても少し重たい印象でした。泡はあまり立てずに飲みましたが、このビールはジョッキにしっかりと泡を立てて飲む方がいいのかもしれません。
パッケージの裏に書かれていた「香ばしいコク」というのがわからなくもないんですが、やや腑に落ちなくもあります。
ニュースリリースによると…
1912年（明治45年）に九州で創業した帝国麦酒（株）が1913年に竣工した九州初のビール工場で製造し、お客様に親しまれた「サクラビール」を現代風にアレンジしたビールです。1942年ごろまで「サクラビール」を製造していた工場は、当社の前身である大日本麦酒（株）が1943年（昭和18年）に継承し、その後2000年まで87年にわたりビール製造の歴史を繋いできました。当社として「サクラビール」を製造・販売することは、今回が初めてとなります。この歴史あるビールの味わいを、当社醸造者が当時の文献を読み込んで再現し、さらに飲みやすさを重視する現代のお客様の嗜好に合わせて仕上げました。
ということで、歴史的なビールをサッポロビールとして初めて醸造してみた、ということのようです。ただし、そのままだと（レシピ的に？ 味的に？）難があったのか、現代に寄せたアレンジをしているとも。
黒ラベルと飲み比べをしてみましたが、やはりずっと磨かれてきている黒ラベルに軍配が上がりました。歴史的なビールの再現って意義があることだと思うんですが、現代風にアレンジしてしまうとあまり意味が無いような気もします。そういう意味で「サクラビール」ではなく「サクラビール2020」なのだと思いますが、なかなか難しいものですね。
関連リンク
サッポロ サクラビール2020（商品情報）
「サッポロ サクラビール２０２０」限定発売（ニュースリリース）