どうも、麦酒男です。
サッポロビールより昨日新発売された
第3のビール「麦とホップ」をいただきました。
田村正和さんがCMで「ビールと間違えた」と
言っているのが新しいと思いました、が
その事については後ほど。
飲み口から最初に感じる味は
確かにビールに近いと思いました。
「麦とホップ」の最もビールらしいところ、
それは口に含んだ後、口に広がる最初の味だと思います。
この一口目は「なるほど、ビールか」と思いました。
ただ、後味はちょっとモヤっとしたものが残りました。
日本の多くのビールは、正確に言えば
ピルスナーやペールエールは、
苦味と炭酸ガスの台風が口の中に生まれて
喉を一気に通り過ぎ、つまみの脂っこさも流していく、
そして台風一過の爽やかな青空が口に広がる、
そんな飲み物のはずです。
そんな観点からすると、この「麦とホップ」の
最もビールらしくないところは
台風一過の爽快感がないところかな、と思います。
まあ、そういう爽快感のない商品は多いですし、
それがすべてだとは思いませんが…。
ビールに求めるものが何かによりますよね。
苦いこと、サッパリすること、グッとくること、
麦の味わい… いろいろあると思うのですが、
これは「味」に特化した商品だと思います。
この「麦とホップ」を飲んだみなさんがどう評価して、
それをサッポロビールがどう今後の商品開発に活かすのか、
マーケティング的な観点でも楽しみな商品です。
で、どうして「ビールと間違えた」というのが
新しいと思ったかいうと、これまでの発泡酒や
第3のビールのキャッチコピーって
ビールと勘違いさせるようにできていたと思うんです。
それを「麦とホップ」では、最初から
ビールではないですよ、と示しているのが面白いなぁ、と。
ただ、間違えるほどの味ということも示しているわけで、
これはこれでハードル上げてるような感じがします。
飲む人はみんな、ビールと間違えるくらいのクオリティを
期待して飲むことになるわけで、飲む時はみんなが
評論家になってしまう気がして…。
まあ、それほどの自信作ともとれますね。
と、「麦とホップ」のサイトを見てみたら
「他のビールと比べ、そのうまさを体験してください!」という
プレゼントキャンペーンを展開中のようです。
6月17日(火)12:00(正午)が締め切りです。
まだ飲んでいない方はぜひ、応募してみてはいかがでしょうか?
▼SAPPORO 麦とホップ
http://www.sapporobeer.jp/mugitohop/