どうも、麦酒男です。
デンマークのファントムブルワリー・ミッケラーのHELP(ヘルプ)なるビールをいただきました。四隅に H E L P とデザインされているラベルですが、スタイルはアメリカン・ペールエールとのことです。
オート麦を使っているとのことですが、オート麦の特徴がどんなものなのか、僕はわからないので評価が難しいのですが、ホップの特徴であるフルーティーさにプラスして、さらにフルーティーな印象です。見た目にも濁っていますが、現在流行っているニューイングランドスタイルというわけでは無さそうで、苦味とフルーティーさのバランスもいいビールです。
さて、このバランスの取れた美味しいビールがなぜ「HELP」という名前なのか… ミッケラーのサイトを見ると答えがわかりました。このビールは、ミッケラーとデンマーク難民評議会との共同プロジェクトから生まれたもので、このビールの利益はシリア難民の子どもたちのために使われるそうです。なるほど、こういうビールを造って、サポートするってのは日本だとあまり無い動きかもしれません。こういうのもそのブルワリーやブルワーの個性になっていいですよね。日本でも、チャリティービール(?)は酒税を減額する、とかそんな法律があったらいいなぁ、なんて思いました。
関連リンク
mikkeller blog(公式ブログ)