アメリカ Almanac beer Hoppy Sour: El Dorado

アメリカ Almanac beer Hoppy Sour: El Dorado ビール批評

どうも、麦酒男です。

今回のビールも酸っぱいビールです。今回はアメリカ・カリフォルニア州にあるブルワリー The Almanac Beer Company(ジ・アルマナックビアカンパニー)の Hoppy Sour: El Dorado(ホッピーサワー:エルドラド)というもので、日本の通販では 375ml ボトルが2,014円(アメリカでは13ドルくらいのようです)という、とてもブルジョアなビールになっています。なぜ高価なのか、というのは後回しにして、まずはいただいてみました。

アメリカ Almanac beer Hoppy Sour: El Dorado

ビールは明るい色ですが、飲んでみるとやっぱり酸っぱいです。酸っぱいながらもどこかホップを感じる、憎めない味というか、懐かしい味というか… アメリカで飲んだサワーエールを思い出す、自然発酵のビールのワイルドな味わいがありました。以前と違い、美味しいと感じられるようになりましたが、今まで飲んできたサワーエールの中でお気に入りかと言われると、これは少しキャラクターが弱い気がしました。


味の強さで言えば、酸っぱさ90、苦味10くらいの割合でしょうか。ただ、強烈に酸っぱい、というわけでもないんですが… この味を表現するのがとても難しいです。ちなみに、酸っぱいものを食べてから飲んだらどうなるだろうと考えて、酸っぱい梅干しと合わせてみたんですが…

梅とペアリング

やはり酸っぱさは軽減されて、ザラッとした苦味を感じるようになりました。ちなみに、同じタイミングで同じように飲んだツレは「フルーティーな感じになった」と話していたので、感じ方はそれぞれなのかもしれません。別の日にグラスを替えて飲んでみましたが、やはり印象は変わらず…

グラスを変えて…

さて、このビール。どうしてこんなに高価なのか、単純に言えば手間がかかっているからです。ワイン樽で熟成したサワーエール、そしてオーク樽で野生酵母を使って発酵させたワイルドエールをブレンドして、その後でエル・ドラドというホップを添加しています。

アルマナック ホッピーサワーエルドラド 裏側

何かに例えようとしたんですが… 全女育ちの北斗晶と新日育ちの佐々木健介の子どもが空手を習ってレスラーになった、みたいな… わかりづらいですよね。とにかく、出自はややこしく、そして高価なサワーエールです。これも、できるなら樽生で飲んでみたいビールのひとつとなりました。

関連リンク
Almanac beer Hoppy Sour: El Dorado(公式ページ)

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