どうも、麦酒男です。
ザ・プレミアム・モルツが3月14日からリニューアル、ということで、新旧プレモルを飲み比べてみました。前回のリニューアルは2012年3月ということで、5年ぶりのリニューアルとなっています。パッケージを並べてみて、どちらが新しい方かわかりますか?
正解は右側。The の T のリーゼントが上に巻き上がっているのが新しいプレモルです。原材料や栄養成分に関しては、変更は無いようにみえます。
グラスに注いでみても、ビールの色の違いはわかりません。新しい方は泡がクリーミーに注げましたが、これは誤差のような気もします。
ということで、飲み比べてみました。酔っ払ってからではわからないかも、という違いですが、一口ずつ飲んだら違いがわかりました。一言で言えば、新しいプレモルの方が個性的に感じました。苦味、そして旨みが強くなっている気がします。その分、香りだけで言えば、以前のプレモルの方が感じやすいかもしれません。
2012年のリニューアル時に飲み比べた感想では「プレモルらしい香りは薄くなったけど、スッキリしつつもコクを感じられるビールらしい味になった気がする」と書いています。
ということは、2回のリニューアルの中で、香りは落ち着けつつ(このあたりは使用するホップの高騰なんかも背景にあるのかも?)、ビールらしい味わいを強化している感じでしょうか。いろいろなクラフトビールやIPA等のビールが出てくる中で、プレモルらしさとは何か、他のビールとの差別化をどうするのか等、考えられた結果、ここに落ち着いたのかもしれません。ただ、飲みやすさというか、ドリンカビリティは下がっている気がするんですよね。
ピルスナーなので、プラズドロイのジョッキマグでも飲んでみました。
旨みが増した気がしますが、ボディが少し強く感じられて、グイグイ飲むでもないし、食事と合わせるのにも向かない気がしました。やはり広告であるように、このビールは細めのグラスでいただくのが美味しいのかもしれません。
ちなみに! 青いパッケージのプレモル<香るエール>も来月リニューアルするそうです。むしろ、こちらの方がどう舵取りをしてくるのか楽しみです!
関連リンク
サントリー ザ・プレミアム・モルツ(公式ページ)