お菓子とペアリング! 『パイの実 メープルバターサンド』にマッチするお酒を探して飲み比べ

お菓子とペアリング! 『パイの実 メープルバターサンド』にマッチするお酒を探して飲み比べ ビール以外のお酒

どうも、麦酒男です。

ロッテの『パイの実』ってお酒を飲みながらつまむのにちょうどいいサイズなんですが、限定のメープルバターサンドがとても美味しくてまとめ買いしちゃいました。個人的にはヨックモックシガールや白い恋人に匹敵する「止まらないお菓子」です。

で、ふと思ったんです。このメープルバターの甘さと香ばしさに合うお酒ってなんだろう、と。(個人的なベストはコーヒーだと思っているんですが、お酒飲みながらつまみたいので…)

『パイの実 メープルバターサンド』

ビールではなく、蒸留酒の方が合いそうな気がしたので、家にあるお酒でいろいろ試してみることにしました。

この中で一番『パイの実 メープルバターサンド』にマッチするのは?

まずは候補選びからですが、リンクするものがある方が良さそうなので、そのポイントを「甘さ(もしくは甘い香り)」と「香ばしさ」にしてみました。

選んだのは、芋焼酎「大地の香輝」、泡盛「月の蒸溜所」、樽熟成泡盛「照島 The Spirits of RyukyuRice 42°」、テキーラ「テレマナ レポサド」の4つです。

焼酎、泡盛、テキーラ

それでは、ペアリングスタート!

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芋焼酎「大地の香輝」

まずは雲海酒造「大地の香輝」から試してみました。

芋焼酎特有の甘さがメープルバターの甘さとリンクして、違和感はありません。ただ、芋焼酎の酸味のような風味が少し主張してきて、そこまでマッチしているという感じではないですね。悪くはないんですが、ベストではない印象です。

樽熟成泡盛「照島 The Spirits of RyukyuRice 42°」

続いて、伊平屋酒造所の「照島 The Spirits of RyukyuRice 42°」です。

こちらは泡盛らしく、米の香りが強く感じられました。その香りがメープルバターの香りをマスクしてしまい、照島が勝ってしまう感じです。照島自体は美味しいんですが、ペアリングとしては微妙かもしれません。

最高金賞の泡盛「月の蒸溜所」

お次は忠孝酒造の「月の蒸溜所」です。ちなみに、上記の照島とは伊平屋島産米を使用しているという共通点があります。

月の蒸留所は、飲み込んだ後に感じるおこげ的な風味がいいんですよね。で、これがメープルバターの味とはあまりリンクしないんですが、バッティングもしないので、どちらもおいしくいただけます。ただ、ペアリングの妙、という感じではないかな、という印象でした。

ロック様のテキーラ「Teremana Reposado」

最後はテキーラ「テレマナ」のレポサドです。

これまでのお酒とは全く違う、アガベの青い香りが際立っています。パイの実のパイ生地とはコントラストが明確で、それぞれのおいしさを阻害しません。むしろ、パイ生地の香ばしさを一番感じられるのはテレマナでした。4つの中でマッチングするならこれだな、と思いました。

ただ、ここで終わらせるのももったいないので、延長戦としてウイスキーも試してみることにしました。

バーボン&スコッチ

ちょっと特別なバーボン「Fore Roses Small Batch」

まずは「フォアローゼス スモールバッチ」です。

バーボンらしい甘い樽香、その奥には酸味も感じます。パイの実と合わせると、パイの生地から少し塩っけを感じたんですが、これがおいしい。噛めばメープルバターの香りと甘さも楽しめるし、バーボンの良さも感じられる。この相乗効果は今までにありませんでした!

サントリーのバーボン「Maker’s Mark」

続いて「メイカーズマーク」も試してみました。

メイカーズマークはフォアローゼスと比較して、バーボンとしての特徴が大人しめに感じました。なので、パイの実の香ばしさもメープルバターの甘さも存分に楽しめます。これも悪くないですね。フォアローゼスほどのシンクロ感はないですが、どちらの良さも邪魔しない感じです。

ラム樽熟成のスコッチ「Glenlivet Caribbean Reserve」

最後にスコッチ「グレンリベット カリビアンリザーブ」も試してみました。

サトウキビの香りも感じるスコッチなんですが、これまでのお酒と比べると渋みのような青さも感じます。その分、メープルバターの甘さを感じやすくはなるんですが、シンクロ率は高くないかな… この「青さ」が好みの人には良さそうですが、個人的にはちょっと違うかなと思いました。

結果発表!

ということで、飲み比べた結果、一番良かったのは「フォアローゼス スモールバッチ」でした!

『パイの実 メープルバターサンド』と一番マッチしたのは「フォアローゼス スモールバッチ」

甘い樽香の奥に酸味を感じ、パイ生地からは塩っけを感じるという不思議な体験ができました。新しい味わいとの出会い≒マリアージュという感じではないものの、最もお互いの良さを引き立て合い、メープルバターの甘さとバーボンの甘さが両方楽しめるナイスなコンビだと思いました。

ちょうど、1箱分を食べきって終わりましたが、一気にいろいろ飲んで酔いました。もっと合いそうなお酒を見つけたら、ペアリングしてみようと思います。『パイの実 メープルバターサンド』の賞味期限は2026年の8〜9月なので、あと何箱買っておけばいいかな〜?

関連リンク
パイの実 メープルバターサンド(公式ページ)

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