オ州酒別館 第十六回「グルメ・アンド・クラフトビール」

チーズプレート オ州酒別館

皆さん、オ州酒別館へウエルカム。

あけましておめでとうございます! 2013年は良い年だったでしょうか?
オレゴン州のクラフトビール業界では2013年はいい年でした。
州内の醸造所の数は153軒まで伸びています。凄い数ですね。
(ポートランド市内だけで52件あります)

通常、そんなにたくさんの醸造所があると競争率が激しくなります。
しかし、クラフトビール業界では共通の「敵」は
大手メーカー(バドワイザー、クアーズなど)です。
ですからオレゴンの様々な醸造所はお互いに競争相手にしません。
その代わりにお互いに相談したり手伝ったりコラボレーションをします。

でもやっぱり他のクラフトビール醸造所と競争しなくても
差別化を付けないと儲からないようだね。
ですからサワービール、ジャーマンスタイルオンリー、
ベルジャンスタイルオンリーなどの細かいフォーカスをする醸造所が最近に生まれた。

サワービールを飲んだ後の麦酒男。。。
サワービールを飲んだ後の麦酒男。。。

2013年からもう一つのフォーカスが誕生しました。それは「ガストロ・パブ」です。
なお、ブルワリーは当然に美味しいビールを造ることが目的です。
ですからパブがあると普通の「パブフード」をしか提供しません。
ようするに重くて塩辛い(ソールティー)な味をするご飯が多いです。
確かにこのようなご飯が美味しい。値段がまま安いだし。

ガストロパブメニュー


しかし、パブフードはクラフトビールより濃い味をする場合があり
ビールの美味しさを分からなくなります。ですからクラフトビールや
ご飯両方ともをよく考えてビアペアーリングメニューを発想する醸造所が
段々オレゴンに増えています。今回のコラムでは3つの事例を少し紹介します。

タカバシさんが訪ねたことがある
Breakside Brewery(ブレークサイド・ブルワリー)のパブは
オーガニックや旬の素材しか使用しない。パンは全てできたてです。
美味しいバーガーは当然ありますがラムバーガー、マッシュルームサンドもあります。
美味しいスープ、ムール貝、肉入りのピーマンも提供されます!

タカバシ‘sバーガー

もう一つのガストロパブはHarvester Brewing(ハーベスター・ブリューイング)
あります。ハーベスターの特徴はグルテンフリーのメニューです。
ようするに全てのアイテムはグルテンフリーです。
ビールも当然にグルテンフリーになります。すごい!
スープ、チーズプレート、ローストかぼちゃ、ピザなどが
厳選されたグルテン無しの素材でできています。



チーズプレート

最近、僕が通っているガストロパブは
Ecliptic Brewing(イクリプティック・ブアリューイング)です。
ビールは美味しくてポートランドのスカイラインが見えます。
インテリアが格好良くてパブよりお洒落なレストランの雰囲気がします。
ご飯のメニューも素晴らしいです。ビールが素材としてよく使用されています!
高級サラダ、ラム、トラウトサンド、オレゴン産のチーズでできている
チーズバーガーなどを頂けます。


イクリプティック

普通のパブフードと違いますね。「美味しい外食」をもっと
「ブルワリーで食べること」とイコールすることが2014年のお楽しみです!
オレゴンで待っています!

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