どうも、麦酒男です。
台湾・高雄に行ってきました。高雄でビアバーを巡る前に、現地で人気のお店に行ってみよう、ということで、ヤギ肉を楽しめる「水源羊肉爐」というお店に行ってきました。
お店には18時に到着したんですが、テーブル席は空いているものの、お店の前には行列が… お店の人に聞いてみると、これは持ち帰り専用の列だということで、ここで食べる場合には席についてしまっていいとのことでした。
ビールやドリンクは自分で冷蔵庫から持ってくるセルフサービスです。ということで、まずは賞味期限が18日しかない、台湾ビールで乾杯です。
フードのオーダーは紙に記入してお店の人に渡します。オーダーする時に、テーブル番号を書き込むのも忘れずに。
さて、ほとんどのメニューに「羊」の文字があります。日本人の感覚で羊といえばシープですが、台湾で羊というのはゴート、つまりヤギなんですって!
山羊の赤身、スジ、内蔵を楽しむ
まず、こちらが涼拌羊筋(100元)です。
筋、アキレス腱とかそういった類のぷるんとした食感に、甘辛な味付け、さらに針生姜がアクセントになって美味しいです。台湾ビールとの相性も良かったです。
続いては、麻油羊肉(150元)です。
羊肉のガーリック炒め、という感じでしょうか。こちらはスライスした生姜を使っています。ご飯との相性がよさそうな一品でした。
こちらは涼拌羊肚(100元)です。牛肉で言えばハチノス的な見た目ですが、同じように胃なのではないかと思います。
プルンとしつつも、シャキシャキの食感が美味しいです。意外とさっぱりしています。
さらに羊が続きます。麻油羊心(150元)です。心臓、ハツですね。
こちらも麻油だからか、ご飯との相性が良さそうな一品でした。ハツなので食感はビールに合っているんですが、麻油がビールに勝っちゃうんですよね。
具だくさんの羊肉鍋は具材を足してアレンジ
メインメニューはお店の名前にもなっている原汁羊肉爐(二人前500元)です。ボリュームがわからなかったので、オトナ4人で行って2人前をオーダーしましたが、若干多かったかもしれません。でっかい鍋に煮込まれた羊肉や他の具材が入っています。
お肉はでっかくぶつ切り、他にもトマトや菜っぱ、豆腐、かまぼこ的なものが入っています。味は肉骨茶的な醤油+スパイス、といった感じで、若干クセがありますが、見た目よりは食べやすいかもしれません。
お店の中央には、具材ののったお皿があり、そちらは鍋用に勝手にとっていってOK、会計時にお皿の数で会計するようです。
ということで、菜っぱをいただいて鍋に入れてみました。お肉だらけの鍋に緑が入ると落ち着きます。
店の奥には海鮮の並ぶエリアもありました。
これ、鍋に入れるのか、それとも… とりあえずお店の人にたらこ的なものをオーダーしてみたところ…
マヨネーズ的なものと一緒に出てきました。
「鍋に入れるの?」と聞いたら、「そんなわけない」的な返答があったので、マヨネーズをつけて食べました。蟹とかだったらどうなっていたんだろう… 次回、試してみたいと思います。
ちなみにビールは台湾ビール以外にもいくつかありました。中国大陸のビールやアメリカンなビールもありました。
18時にお店に着いた時はテーブルに座っているお客さんは少なかったですが、90分後にはこんな状態でした。
ということで、地元の人にも大人気な羊肉鍋のお店「水源羊肉爐」に行ってきました。活気がありながら、香港みたいに圧倒されない、台湾らしいお店でした。ボリュームも多いですし、いろいろな料理を食べるために、ひとりやふたりではなく、4人以上で行くのがオススメです。