どうも、麦酒男です。
チェコ・第二の都市ブルノに立ち飲みのビアバーがあるということで行ってきました。ブルノの中心街にあるこちら、Výčep Na stojáka(ヴィチェップ ナ ストヤーカ)です。翻訳するとタップルーム・ザ・スタンドってことで、立ち飲みのタップルームという名前なんですね。
若い人が多い店内
お店に行ったのは日曜日の夜9時くらいでしたが、結構な数のお客さんがいました。時間帯のせいか、立ち飲みだからか、チェコの居酒屋でよく見かけるおじさん層はおらず、若い人が中心でした。
立ち飲み屋ではありますが、窓際のお客さんでサッシ(?)に座ってる人もいました。あとは、デートの〆に1杯、って人たちも多いのか、カップルが複数組いたのも印象的でした。
店内には大きめの冷蔵庫があり、中ではビールの樽が眠っていました。
冷蔵庫の温度が表示されるシステムです。これ、お客さんに見せているってことは、樽の冷蔵温度にこだわるお客さんがいるってことですよね。
適当なテーブルを見つけて、自分のコースターを準備したら、いよいよオーダーです。
戸惑うおじさん、とりあえず注文する
さて、ビールはカウンターに行ってオーダーします。チェコの立ち飲み屋にひとりの東洋人、というシチュエーションでかなりアウェイな雰囲気です。スタッフも東洋のおじさんに戸惑っている様子でした。
ビールのメニューはあれど、チェコ語なので何をオーダーしていいかわからず、とりあえずプラズドロイとオーダーしましたが、ここには無いようで怪訝な顔をされました。
ということで、とりあえず目に留まったものを指差してオーダーしてみると、出てきたのはこちらのビールでした。後から調べてみると、Chotěboř(コチェボシュ)という銘柄でした。
こちらはダークラガーでしょうか… 飲みごたえはありますが、ドリンカビリティは低く感じました。一杯目のビールとしては、ちょっとミスったかな。
ということで、二杯目は伝わりそうな英単語「ホッピー」とか「フルーティー」とかをなんとか伝えて、こちらのビールが出てきました。Stojácké Poupě(ストヤーツケ ポウピェ)というビールだそうです。
ホップのフルーティーさと苦味がありつつ、ドリンカビリティがなかなか高いビールです。IPAのようですが、チェコスタイルのピルスナーなんですね。お料理と合わせたくなるビールだったので、おつまみもいただいてみました。
カウンターの横にある冷蔵庫から好きなものを選んでいただくのですが、最初に選んだのはお肉とピクルスが美味しそうなこちらのオープンサンドです。これ、ひとつで200円くらいだったかな?
選んでいる間に二杯目のビールを飲み干してしまったので、三杯目のビールへ… パンとの相性を考えて白ビールにしてみました。PRIMÁTOR WEIZENBIER(プリマトール ヴァイツェンビア)です。
ビールはスマートなヴァイツェンという感じで、チェコで飲まなくてもいいかな、とは思いましたが、美味しいビールでした。ただ、サンドイッチとの相性は間違いありませんでした。
サンドイッチとビールに舌鼓
チェコ全体に言えるんですが、とにかくパンが美味しいのです。そしてハムもチーズも… 三杯のビールとサンドイッチで満足しつつあったのですが、せっかくなので、もうちょっといただくことに…
カラフルな見た目も美味しそうな2つのサンドイッチと、二杯目に飲んで美味しかったチェコスタイルのピルスナーを追加しました。
いやはや、ビールのおつまみとしてパンだけってのはさびしい気もしますが、こういうオープンサンドだったらなかなか素敵じゃないですか! しかも、美味しいビールと一緒ですからね。
ちょっと不安ではありましたが、思い切って入ってみて良かったです。最初は怪訝そうだったスタッフも、こちらが飲ん兵衛だとわかると丁寧に接してくれましたし、やっぱり立ち飲みはいいもんですね。
チェコ・第二の都市ブルノには、まだまだ美味しい素敵なお店がいっぱいあるそうです。次回、チェコに行った時にも必ず寄りたい街になりました。グルメな人にオススメの街です!
関連リンク
Výčep Na stojáka(公式サイト)
Vycep Na stojaka(トリップアドバイザー)