どうも、麦酒男です。
チェコ政府観光局&Linkトラベラーズとのタイアップでチェコへの旅に行ってきました。プルゼニュ、プラハと移動して、やってきたのはリトミシュルという街。初めて聞く街だったのですが、この街は作曲家・スメタナの生家があった街なのだそうです。スメタナと言えば、この曲が有名ですね。
で、そのスメタナさんなんですが、お父さんがビール醸造者だったそうです。ただ、現在はそのビールや醸造設備は無いそうですが、この街にマイクロブルワリーがあるということで、そちらに伺ってきました。それがこちら、VESELKA(ベセルカ)です。
中に入ると、ビールのタップが並ぶカウンターとテーブル席がいくつかある、こじんまりとしたお店でした。入り口の近くにはボトルビールが入った冷蔵庫がありました。ボトルにはスメタナの顔が印刷されています。
駆けつけ一杯ということで、まずはビールをいただきます。いただいたのは、Bedřichova jedenáctkaというアンバーラガースタイルのビールです。
まずはグラスをリンサーで洗いでから、ビールを注ぎます。
一緒に行ったメンバーはスモールサイズをオーダーしましたが、僕は大きなグラスでいただきました。こちらのグラスにもスメタナの顔が描かれていました。
ビールは風味豊かで飲みやすいものでしたが、欲を言えばもう少し、クリアな方がいいかな、と思いました。ここに来るまでに何リットルもプラズドロイを飲んじゃってますからね。マイクロブルワリーにそれを求めるのは酷という気もしますけども。
このビールの他にもいくつかビールがありましたが、この日の飲めるVESELKAのビールはこれだけのようでした。他のブルワリーのビールも飲んでみたくはありましたが、時間が無く、ブルワリーの見学に移ります。
お店から醸造設備のあるブルワリーエリアへは、お店の奥から移動するのですが、なぜか途中に道場がありました。
さて、こちらがブルワーさんです。スメタナの顔をデザインしたマークのビールを造っているブルワーさんですが、AC/DCのTシャツです! まさかのハードロック!
醸造設備はコンパクトでしたが、しっかりとしたものでした。
が、それよりも目に留まったのは、モルト…
ではなく、ビールのラベル、でもなく…
メタルバンドのCDでした! 設備の中もハードロックが流れていましたし!
スメタナのビールはハードロックを聴きながら造られていた… 現場に来なければわからないことでした。
リトミシュルは小さな街ですが、それがまたいい雰囲気を出していますし、素敵な教会もありますが…
ここでしか飲めないであろうビールが飲める、マイクロブルワリーもオススメですよ!
関連リンク
Minipivovar Veselka(公式ページ)
Minipivovar Veselka(RateBeer)