どうも、麦酒男です。
那覇の国際通りから1本入ったところにカジュアルフレンチのお店が
オープンしたということで、お招きいただき行って参りました。
以前は三越の社員食堂だったというフロアを改装してオープンした
Brasserie Esprit(ブラッスリー エスプリ)です。

内装はコンクリート打ちっぱなしのモダンな雰囲気です。
大きなカウンターがかっこいいいです。

お店の中央には大きなテーブルがあり…

奥には少人数用のテーブルもありました。

フロアはなかなか広いので、貸切みたいなこともできそうです。
さて、ビールはオリオンドラフトでした。このビールはジョッキがいいですが、
この雰囲気にジョッキはなんともミスマッチではあります。

さて、食事のメニューは黒板に書かれていました。なんだか上等ですよ~。

まずは前菜の盛り合わせからいただきました。画像左からレバーパテ、
砂肝のコンフィ、ピクルス、パテ・アン・クルート、ラペ&シューマリネ、オリーブです。

中でもこのパテ・アン・クルートというテリーヌのパイ包みが
不思議な食感で美味しかったです。これはワインの方がいいかも…

続いては、真フグの白子のムニエル イカのわたクリームソース(500円)です。

真フグの白子なんていうと、めっちゃ高価な食材なのかと思いきや、
意外とリーズナブルなんですね。フワッとクリーミーながら、
なぜか背徳感のある味でした。これもやっぱりワインがいいかな…
次はラパンのクリーム煮 クスクス添え(1,500円)です。
ラパンというのはうさぎのことですね。特に臭み等は無く、
煮込まれたスープ、そしてクスクスとの相性も良かったです。

さて、いよいよワインな気分になってきたので、ワインセラーを覗いてみました。

オーナーシェフの関口さんは南仏、そしてそこで飲まれている
ロゼワインが好きだということで、ロゼワインがたくさんありました!

ということで、ロゼをボトルでいただきました。

1+1=3、というワインを… ってあまり知らずに選んだんですが、
まさかスペインのCAVAを選んでいるとは… 南仏…

すっきりと飲みやすいCAVAと一緒にいただいたのは、鴨胸肉のロティ マディラ酒ソース(1,600円)です。

今度はマディラ酒、ポルトガルのお酒です。これがワインに合うんです。
お肉の食感、噛み応えも程よいですし、ワインが美味しくなるお肉でした。
続いてもお肉です。仔牛のロニョンのロティ 赤ワインビネガーのソース(1,600円)。

ロニョンとは腎臓の事で、たしかに食感もふわふわしていました。
臭みは無いのですが、これまた背徳感があるような… なぜでしょうね。
そんな背徳感を流すかのように、グラスワインをいただきました。

お腹も落ち着いたので、あとはお話をしながらナッツ盛り(400円)をつまみつつ…

みんなでデザートをいただきました。まずはいろいろベリーのヌガーグラッセ(500円)です。

ヌガーグラッセはフランスのデザートアイスって感じでしょうか。
まろやかな甘さで美味しかったです。アイスとはいえ、水分が少な目なので
氷的な硬さがなくて、口当たりがソフトなんですよね~。
そして、最後はパンペルデュ(500円)で〆ました。フランスパンの
フレンチトーストです。ジュワッ、フワッて感じで美味しいのです。

ちなみにブラッスリー エスプリは朝8時半から営業していて、
フレンチトーストはモーニングとしていただけるそうです。

国際通りから近いので、旅行で来た時にゆったりモーニングとして
楽しむのが贅沢で良さそうですね。ということで、ちょっと場違いな
ビールで始まりましたが、最後はしっかりフレンチに〆ました。
みんなで宴会、という感じでは無く、ゆったりと落ち着いて食事をしつつ…
という時にオススメのお店です。もちろん、モーニングもね!
関連リンク
Brasserie Esprit(公式サイト)
ブラッスリー エスプリ(食べログ)

