どうも、麦酒男です。
甲府にある「どてやき下條」に行ってきました。
知人からの紹介で行ったのですが、行って大正解の素晴らしいお店でした!
お店の佇まいはこんな感じ。暖簾をくぐろうとすると、
ちょうどお店から出てきた人とすれ違いました。
「旅の人かい。いい店を選んだじゃないか」なんて言葉を感じ取り、いざ中へ。
カウンターとテーブル席がいくつかある店内。僕らはカウンターへ。
席に座ると、ビールを注文。すると、お通し、ビール、そしてどてやきが出てきました。
ビールはキリンラガー。ボトルでの提供です。樽生はありませんでしたが、
逆にそれがいいじゃないの。旅情じゃないの。
どてやきはオーダーしなくても出てきます。なぜならどてやきのお店だからです!
どてやきは味噌味ですが、西のものとは違い、色はそんなに濃くありません。
いくつかの部位が串に刺さって煮込まれているようで、味がほどよく染みていました。
ぷるんとした食感のもつが美味しい!!
こちらはお通し。ニラとえのきなんですが、提供する前に
大将がサッとポン酢醤油的なものをかけてくれました。
カウンターの上には、カットされた新聞紙が吊るされていました。
これ、食べ終わった串を置いたり、コースター代わりにしたり、
汚れた手を拭いたりと、ここではいろんなことに使うようです。
L字のカウンターは中に大将、角にどてやきの鍋、という感じ。
常連さんや大将とお話しながら、どてやきに舌鼓を打ち、ビールを流し込みます。
座った席が端っこだったので、あの魅力的な鍋の写真が撮れませんでしたが、
これはぜひ行ってみて、自分の目で確かめてみてほしいと思います。
さて、最初のどてやきは、すぐにペロリと食べてしまったので、おかわりを。
たまごも気になったので、今度はたまごもいただきました。
たまごは大き目の串に刺さっているんですが、
この串をうまく使ってたまごを綺麗に割る方法を大将が教えてくれました。
さて、このお店、メニューはそんなに多くないんですが、
次は何にしようかと悩んでいると常連さんが教えてくれました。
「ここのせんまいは余所のと一緒だと思っちゃだめだよ」
ということで、せんまいをいただきました。
プリッと美味しい食感はもちろん、ネギ多め、ごま油で味付けしたせんまいは
たしかに余所のものとは違って、クセになるほど美味しかったです。
ハーフサイズのオーダーができるのも旅人にはうれしいところです。
こちらはなんこつ。どんなものが出て来るのか、わからずにオーダーしたのですが、
千切りキャベツと、かなり大き目の骨&肉が!
豚の太い骨からナンコツ部分をゴリッと剥がしたような、そんなナンコツでした。
コリコリではなく、ゴリッというような食感。噛みごたえがありました。
さて、甲府らしいお酒を最後にいただきました。ぶう割り(ぶどう割り)です。
ぶどうエキスを焼酎で割ったもので、目の前でなみなみと注いでくれます。
結構、アルコール度数高めですが、ぶどうの爽やかさもあって、
グイグイと飲んでしまいました。他にも梅割りもありましたよ。
どてやきが美味しいのはもちろん、お店の雰囲気、大将とやりとりまでも
とても楽しいお店でした。甲府の近所に来ることがあったら、
ちょっと無理してでも寄りたいですね。オススメです!
関連リンク
どてやき(食べログ)