どうも、麦酒男です。
普天間基地で開催された「普天間フライトライン・フェア2019」に行ってきました。フライトライン・フェアは、普天間基地の中に入れるイベントで、いくつかの飛行機や車が展示され、アメリカンフードのブースも出る、一言でいえば、米軍基地の中で飛行機を眺めながらお酒も飲めるイベントです。(ほんと?)
普天間基地でオスプレイにも乗れます
普天間基地まで車で行ったんですが、基地の入口でIDチェックがあり、中に入ったら駐車場まで基地の中を走ります。駐車場はなんと滑走路です。
車を駐めたら入場ゲートに向かいますが、かなりの行列になっていました。入り口では写真付きのIDを提示、ボディチェックをしてイベントに入場します。
中には、米軍の飛行機や自衛隊の飛行機等、いろいろと展示されていますし…
飛行機に乗り込むこともできました。
いろんなブースの中に、クラフトビールも…
さて、こちらのイベントではアメリカンフードや子ども向けの出店など、いろいろなブースがありましたが、お酒も販売していました。お酒のブースはひとつ、こちらのカンパイラウンジのみでした。
ビールはミラーライトの樽生のみかと思いきや…
横にはたくさんのタップハンドルのついた機械があり、しかもバラストポイントやストーンのラベルが見えます。
ラウンジのカウンターで「あのビールがほしい」と伝えると、20米ドル、もしくは2,200円、とのことでした。「え、高い!」と思ったんですが、実はビール1杯の値段ではなく、20ドル分のプリペイドカードの値段でした。
プリペイドカードの裏には注意書き、そして運転代行の連絡先も書かれていました。
クラフトビール自動販売機の使い方
まずはプリペイドカードをマシンにセットします。そうすると、どれだけ注いだか(0.0ozの部分)と、横にカードに入っている残高が表示されます。
この状態になったら、あとはタップハンドルを倒して、カップにビールを注ぎます。
が、しかし! ストーンのビールは売り切れだったようで、何も出てこなかったので(もちろん残高も減らず…)、バラストポイントのスカルピンIPAに変更しました。
ちなみに、料金は一律のようでこの時はすべてのビールが 1oz(約30グラム)で約60円でした。注ぐとガソリンスタンドの機械のように、注いだ量が増え、残高が減っていきます。
注ぎ終わったら後は飲むだけ、ですね。カンパイ!
美味しいビールを飲むために…
実はここで失敗したんですが… このなみなみと注いだブロンドエールがとんでもなく劣化していて、普通に飲めたものではなかったんですね。せっかく好きな量を買える量り売りのビールなので、少しだけ注いで状態を確認してから満タンにすればよかった… 後悔先に立たずですが、今後買う時には気をつけようと思います。
カードの残高を使い切ると、こんな表示になります。
さらにデポジットをしても良さそうですが、飲み過ぎ注意な時や「2,000円分だけ飲もう」みたいな時にはデポジットのシステムはいいなぁ、と思いました。
売り切れでも表示が変わらなかったり、劣化したビールもあったりと改善点はありそうですが、注いだ量だけお金が引かれるこの仕組みを初めて見て、日本のイベントでもあったらいいのになぁ、なんて思いました。とくに屋外のイベントで活躍しそうですよねぇ。
ちなみに公式サイトを見ると、屋内に設置してあるお店もあり、いろいろなバリエーションがあるようです。今回の沖縄のサーバーは、あれだけで40TAPまでいけるとか… すごいなぁ。
関連リンク
Pour My Beer(公式サイト)