どうも、麦酒男です。
先日作ったビールができた、ということで
そのビールの試飲+懇親会に行ってきました。
ということで、まずは皆さん、造ったビールのお披露目です。
こちらが各々、思い思いのオリジナルラベル瓶ビールです。
今回は4つのグループに分かれてのビール作りだったのですが、
どのチームのビールがおいしくできたか、まずはみんなで
ききビールをいたしました。こちらがその時に使った記入用紙です。
4つのグループのビール+本物の(?)エーデルピルスで
5種類のビールとなりました。
それぞれ、香り、味、苦味、後味をみていきます。
どれも同じ材料、同じレシピから生まれたビール、のはずなのですが、
印象はずいぶんと違いました。1が本物のエーデルピルスで
そのおいしさは圧倒的だったのですが、
僕が次に支持したのは2番のビールでした。
が、みんなの投票では2番はダントツのビリでした…。
というか、僕しか支持してなかったです。
これは結構ビックリ。自分にビックリ。
何年ビールブログをやってるんだ、と。
ともあれ、商品にならない感じはどれも一緒で
「これが届いたら怒るよ」というような声も…。
自分で醸造してみることで、実際に商品になるビールの
クオリティの高さを実感したのでありました。
とくにエーデルピルスのような繊細なビールは
一朝一夕に造れるものではないんだなぁ、と
今回のイベントを通じて感じました。
ということで、自分の適当さを痛いほど知らされた後には
参加者のみんなでの懇親会がありました。
ここでは缶からの3度注ぎだけでなく、樽生の3度注ぎ体験もできて、
とても貴重な時間を過ごすことができました。
3度注ぎにはどうしても時間がかかるため、
みんなで乾杯しようとしているのになかなかできないのが、
もどかしくもあり、面白くもありました。
途中からは樽生も注ぎ放題という感じで
自分で自由にサーブすることができ、
僕は6杯くらいいただいた気がします。
ああ、家にもエーデルピルスの蛇口があったらいいのに…。
で、やはり樽生を飲んだブロガーの皆さんが言っていたのは、
缶よりも樽生の方がおいしいということ。
中身は一緒のはずなのに、どうしてここまで差が出るのか、
というくらいに樽生がおいしいのです。
このあたりにもエーデルピルスという繊細なビールのもつ
ジレンマのようなものを感じました。
同じもののはずなのに、温度管理、鮮度管理、注ぎ方等の
違いでここまで変わってしまうものなんですね。
サッポロビールとしては、自慢のおいしいビールだし、
みんなに飲んで欲しい、しかも適当に飲むのではなく、
最高の形で飲んで欲しい、そのために
パッケージに3度注ぎの方法まで書いて
このビールをリリースしているのだと思います。
ただ、それでも、樽生には及ばず、
最高の状態のエーデルピルスが家庭では提供できない。
そのあたりが、なんとも難しいところだと思いました。
ということで、缶で飲んでみて、このビールの方向性が好きだと
感じた方は、ぜひ樽生のエーデルピルスを飲んでいただきたいです。
一番のオススメは銀座ライオン 銀座7丁目店です。
あの店は失敗の許されないサッポロビールの旗艦店です。
ぜひ、本気のエーデルピルスを飲んでいただきたいです。
晴天を誉めるなら夕暮れを待て!
エーデルピルスを誉めるなら樽生を飲め!
あ、ちょっと違いますかね。
▼エーデルピルス
http://www.sapporobeer.jp/edelpils/
▼銀座ライオン 銀座7丁目店
http://r.gnavi.co.jp/g131800/