どうも、麦酒男です。
オリオンビールのフラグシップである「オリオン ザ・ドラフト」がリニューアルされました。この10年で4回くらいリニューアルされていると思いますが、さて、今回はどうなったでしょうか? せっかくなので新旧飲み比べをしようと思ったのですが、缶の旧商品が無くなっていたので、新缶と旧瓶の飲み比べとなりました。
まず、パッケージを見て、何よりも良かったなと思ったのは「CRAFT」の記述が無くなったことです。旧商品(写真右)には「OKINAWA’S CRAFT」と書かれているんですが、そういった記述が無いんですね。オリオンビールって沖縄の中では古くから愛されているビールなわけで、クラフトではなくクラシック(王道みたいなニュアンスも含んで)だと思うんですよね。その違和感が消えたのは良かったです。
それと同時に「沖縄県産素材使用」というスタンプも消えているんですが、これがなんなのかはイマイチわからなかったので、それはいいかと。
アルコール度数は5%、原材料も変わっていません。
注いでみると、写真では旧商品(右)の方が濃く見えますが、これは後ろにある瓶が影響しているようです。
肝心の味わいですが… スッキリとしましたね! でも、その分、甘みを旨みが無くなった感じで、ビールとしての美味しさを考えると旧商品の方が美味しかった、好みでした。何度かのリニューアルをしてきた10年間で、「薄くなって、薄くなって、濃くなった」という印象でしたが、やはりスッキリしたものに戻りましたか…
「ザ・ドラフト」がスッキリしすぎている時には「麦職人」のホップの特徴が好きだったんですが、その麦職人もリニューアルしてしまい、ザ・ドラフトもこの感じだと、いろいろなビールが買える時代にビール好きに選んでもらうというのは難しいのではないでしょうか。
話はそれますが、オリオンビールの公式ページで、今回のビールの特徴がいくつか書かれているんですが…
新しくなったオリオンビールのページに「ろ過に注目」って書かれているんですが… どこに注目? 消費者としては全くわかりません。クリアになったという印象を与えたいがためのコピー? 「このビール、美味しそう!」とか「いますぐ飲みたい!」とか思わせたいはずなのに「ろ過に注目」って… pic.twitter.com/hnsVV66c3F
— タカバシ (@draftbeerman) March 10, 2024
オリオンビールのこういう甘さは残さないでいいので、ビールの旨みは残してほしいです。
関連リンク
オリオン ザ・ドラフト(公式ページ)