どうも、麦酒男です。
サッポロビールの新シリーズ NIPPON HOP（ニッポンホップ）の第４弾「奇跡のホップ フラノマジカル」をいただきました。第１弾「始まりのホップ 信州早生」、第２弾「偶然のホップ ゴールデンスター」、第３弾「希望のホップ リトルスター」に続く登場です。
いただいてみると、信州早生やフレッシュホップのビールに感じるような、青い香りと苦味を感じます。旨みは少なく、クリアではあるけれど、特徴がわかりづらいような… これは難しいビールだと思いました。
調べてみると、ホップのストーリーはユニークで、一読の価値があると思いました。
クラフトビールブームなどもあり、ホップの「香り」の需要が高まってきた2010年代。香りの評価ノウハウを確立したあと、品種保存区のすべてのホップの香りを評価したところ、鮮烈なトロピカル香を持つものが発見されました。当時は、「日本ではチオール成分がもたらす強い香りは得られないのではないか」と予想されていたこともあり、日本のホップでこんなに香りが感じられることは、にわかには信じがたい状況でした。しかし数年かけて、このホップが本当にチオール成分を多く含み、強い香りを持つことが確かになりました。不遇の時代も長く、まさにホップ界のシンデレラストーリーを歩んできたその物語と、信じられないトロピカル香から「フラノマジカル」と名付けられ、現在では当社の重要品種のひとつとなりました。
参照元：奇跡のホップ フラノマジカル | NIPPON HOP
フラノマジカルは「魔法のような鮮烈なトロピカル香」が特徴とのことですが、それは全然感じなかったんですよね。
このビールではフラノマジカルは一部使用で、フラノマジカル以外はすべて東北産信州早生を使っているそうです。さらに、今はいろいろと派手な特徴、トロピカル香を持ったクラフトビールがたくさんあるので、それと比べてしまうとどうしても… やっぱり難しい…
関連リンク
奇跡のホップ フラノマジカル | NIPPON HOP（公式ページ）
サッポロ NIPPON HOP 奇跡のホップ フラノマジカル（商品ページ）