どうも、麦酒男です。
先日いただいたTOKYO CRAFT(東京クラフト)〈香ばしI.P.A.〉が美味しかったので、それならと、沖縄で比較的入手しやすい大手メーカーのIPA3種、インドの青鬼、東京クラフト、75BEER を飲み比べてみました。
TOKYO CRAFT〈香ばしI.P.A.〉はサントリーの限定商品、インドの青鬼はヤッホーブルーイングの定番IPA、75BEER IPA はオリオンビールのIPAになります。75BEER IPAだけ、副原料にシークワーサーを使っています。
グラスに注いでみると、見事に3つとも色が異なりました。焙煎した麦芽を使っているTOKYO CRAFT〈香ばしI.P.A.〉はやはり濃いですね。色的には真ん中、副原料を使っていないインドの青鬼からいただいてみました。
ヤッホーブルーイング インドの青鬼
ホップの柑橘系の香りも苦味もしっかりと感じられるが、そこまで華やかではなくバランスが取れている印象です。当初(10年以上前)はここまでホップの特徴は出ていなかったと思いますが、どんどんレシピが変わっているのでしょうか。
サントリー TOKYO CRAFT〈香ばしI.P.A.〉
香ばしさがあるからか、苦味よりも甘さが感じられました。もちろん、インドの青鬼の後に飲んだことも影響していると思います。そして、青鬼の影響は大きく、苦味や柑橘の印象が弱く、意外と特徴が弱いのかなと思ったり… これは意外でした。
オリオンビール 75BEER IPA
3番目にいただいたのは 75BEER です。まず飲んでみると柑橘の苦味、だけではなく、渋みも感じられます。この渋みがドリンカビリティを損ねている印象も… オリオンビールを何杯か飲んで、その後で飲む 75BEER IPA は美味しいんですけどね… IPA飲み比べでは渋みが残ってしまう印象でした。
今回は、飲む順番を間違えた感じもありますが、この中で一番特徴があるのはインドの青鬼でした。どっしりとしたIPAを飲みたいなら青鬼。苦味に加えて渋みも楽しみたいなら 75BEER IPA、甘さも感じたいなら TOKYO CRAFT〈香ばしI.P.A.〉 がオススメでしょうか。スーパーマーケットでも買えますし、価格的にも入手しやすいIPAが増えているのはうれしいですよね。
そういえば、グランドキリンって最近見なくなりましたね、と思ったらすでに終売になっていたんですね… 素敵なブランドだったのになぁ、グランドキリン。