サントリーとキリンのIPAを飲み比べ

サントリーとキリンのIPA ビール批評

どうも、麦酒男です。

日本でも大手メーカーがIPAを販売するようになって、何年が経ったと思いますか? 調べてみたらまだ2年でした。グランドキリンのセッションIPAサントリーのI.P.A.がリリースされたのが2015年でした。今、コンビニで買うことができる大手のIPAもキリンとサントリーのものになります。ということで、そのふたつのIPAを飲み比べてみました。

サントリー&キリン IPA

サントリーはTOKYO CRAFT、キリンはグランドキリンのシリーズになります。ちなみにサッポロビールもCraft Labelシリーズで「香り踊るジャグリングIPA」というビールがありましたが、飲まないまま終売となってしまいました。グランドキリンは長く続いていますが、他のメーカーのクラフトシリーズって長く続かない印象です。

いろいろ異なる

さてこのふたつのビールですが、麦芽とホップのみ、副原料は使っていないのはどちらも一緒です。サントリーは他のビールと同様に天然水仕込みとなっています。アルコール度数はサントリーが6.5%、グランドキリンが5.5%で、それに伴ってカロリーもサントリーが高くなっています。

サントリーとキリンのIPAを飲み比べ

グラスに注いでみると、見た目の違いはほぼありませんでしたが、飲んでみると全然違うものになっていました。

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GRAND KIRIN IPA

まずグランドキリンですが、香りはフルーティーではあるんですが、飲んでみるとIPAというのは少し薄い気がします。香りや苦味が弱く、ホップの力強さを感じられないんですよね。ホップの特徴を引き出したペールエール、という感じで、ホップ自体の量はそんなに無いんじゃないのかなぁ、と感じました。飲みやすいと言えば飲みやすいんですが、IPAな気分の時に飲んだら確実に物足りないと思います。

TOKYO CRAFT I.P.A.

続いてサントリーのIPA、こちらはしっかりとした香りと苦味があって、飲みごたえもあります。それでいて雑味が無く、大手が造った綺麗なIPAという、ある意味でそのままな感想が出てきました。ただ、コンビニでこのお値段で買えるということを考えると、なかなか素敵なIPAなんじゃないかと思います。

飲み比べてみたらかなりの差を感じました。グランドキリンは WHITE ALE がとても美味しかったんですが、JPL と IPA に関してはなんだか半端に感じました。

大手メーカーのビールといえば、本日よりサッポロビール系ジャパンプレミアムブリュー社から Innovative Brewer というシリーズが発売開始となっています。こちらはビールのスタイルがわかりませんが、早めに入手していただいてみたいと思います。

Innovative Brewer  That's hop

関連リンク
TOKYO CRAFT <東京クラフト>(公式ページ)
グランドキリン(公式ページ)

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