どうも、麦酒男です。
夏になってさっぱりすっきり、柑橘系のビールを飲む機会が増えてきました。
先日のグレープフルーツ スカルピンしかり、エリシアン スーパーファズしかり…
日本の柑橘系ビール最高峰と云えば、厚木のブルワリー・サンクトガーレンの
湘南ゴールドだと思います。2010年の勝手にビールアワードで
選ばせていただきましたが、その評価は今も変わっていません。
湘南ゴールドは地元のオレンジ「湘南ゴールド」を使ったビールですが、
この度、地元のみかん「湘南の輝き」を使ったビールをいただきました。
ということで、せっかくなのでこの二つのビールを飲み比べてみました。
■湘南ゴールド(写真左)
相変わらずゲップまでオレンジです。飲んだ後の返しまでしっかりと
オレンジで、それがとても心地いいですね。香りを楽しんでもいいですし、
喉の渇きを潤すためにゴクゴク飲んでもいいと思います。
柑橘系の皮の風味まで薫るような、瑞々しさを感じるビールです。
■湘南の輝き(写真右)
ビールの香りは湘南ゴールドよりも甘いです。飲んでみても
マーマレードをビールにしたようなみかんの甘みを感じます。
喉が渇いた時、というよりはデザートのように飲みたいビールです。
湘南ゴールドはビール的な苦味も美味しくなりそうですが、
湘南の輝きは、みかんのゼリーやタルトのようなスイーツ感があります。
湘南ゴールドはフルーツビール、湘南の輝きはビアデザート、という感じでしょうか。
果実が入っているのか、果汁が入っているのという違いも
あるかと思いますが、同じ湘南の柑橘でこの違いは面白いですね。
湘南ゴールドは多くのクラフトビールファンを作り出した
素晴らしいビールだと思いますが、クラフトビールブームの今、
さらなるファンを作り出すのは湘南の輝きなのかもしれません。
なかなか飲み比べできる環境は無いかと思いますが、そんな環境に恵まれたら
ぜひ飲み比べてみてほしい、いや、飲み比べてみるべきビールです。
関連リンク
サンクトガーレン(公式サイト)