家でもビールをおいしく飲む8つの教え(2011年版)

ビールの知識

どうも、麦酒男です。

お店の生ビールはおいしくて飲みやすいけど、
どうも缶ビールはダメ、という話を時々聞きますが、
実は、ビール工場で作られている時には、お店用に樽詰めされるビールも
缶に詰められるビールも同じものなんです。
そのおいしさを引き出すには、いくつか注意しなければなりません。
そこでお家で飲むビールをおいしくする8つの教え
紹介したいと思います。これでおうちがビアホール、ならぬビアホームに!


1.新鮮なビールを買うべし
ビールはとても繊細な飲み物です。
お店で飲む樽生と家で飲む缶ビールに味の違いを
感じるのも、それほどいろいろなことに影響を受けるからなのです。

様々な要素がある中で、もっともお店と家で違うのが、
ビールの鮮度です。おいしいビールを求めるのであれば、
製造から1ヶ月以内のビールを探しましょう。
長くても2ヶ月以内がいいと思います。
缶の場合、ビールの製造年月日は裏側に書いてありますので、
チェックしてみてください。

ビールの賞味期限

2.ビールは程よく冷やして飲むべし
「キンキンに冷えた」なんていいますが、ビールに関わらず、
しっかりと味覚を感じられる温度は決まっています。
暑い夏には凍る寸前のビールがおいしく感じられることもありますが、
味ではなく冷たい飲料を飲む心地よさが勝っている場合もありそうです。
日本の代表的なビールがおいしく感じられるのは、だいたい4~6度くらいですので、
ほどよく冷やして飲んでいただければと思います。

3.グラスに注いで飲むべし
グラスに注いで飲むことはとても重要です。
ビール工場で缶や瓶にビールを詰める時、ちょっと多めにガスを入れています。
なので、直接缶から飲むと、余計なガスも一緒に飲む事になってしまい、
お腹が膨れるだけでなく、雑味を感じてしまいます。
多くの缶ビール、瓶ビールはグラスに注ぐことで完成するように
造られていることを覚えておきましょう。

4.泡の消えにくい綺麗なグラスで飲むべし
日本の大手メーカーのビールは、ピルスナーと呼ばれる
泡もちのいいスッキリとしたビールです。
泡が特徴とも言えるのですが、その泡をしっかりと立てるためには、
埃や汚れは禁物です。グラスに付着した汚れや埃は、
キメ細やかな泡を作るのを邪魔しますし、泡が消えやすくなってしまいます。
グラスは水洗いした後、逆さにして自然乾燥させるのがベストです。
また、グラスの形ですが、飲み口の部分が若干狭くなっていると、
泡が消えにくく、クリーミーな泡でもこぼれません。

ビールのグラス

5.ビールは泡を立ててゆっくりと注ぐべし
「早く飲みたい!」という気持ちもわかりますが、
しっかりと泡を立てながら注ぎ、焦らずにおいしいビールを注ぎましょう。
キメ細やかな泡は飲み口をスッキリさせるだけでなく、泡もちを良くし、
ビールの酸化を防ぐ蓋の役割をしてくれます。
最初はグラスの底めがけてビールを注ぎ、
グラスの半分くらいが泡になるくらい泡を作ってください。

6.グッと喉に流し込むように飲むべし
ビールの泡は酸化を防ぐ蓋の役割です。
泡は上唇で押さえて、中のグラスの中の液体を飲むようにしましょう。
そのためにはある程度の角度までグラスを傾ける必要がありますが、
その角度で一気にビールを喉に流し込む飲み方がビールの正しい飲み方です。
ぜひ喉ごしまで楽しんでください!
間違っても、舌で転がして味わう、なんてことをしてはいけません。

綺麗な泡とグラス、そしてうまい飲み方がすべて揃った時、
エンジェルリングが誕生します。
自分の家でエンジェルリングができたなら、
ビアホームまであともう少しです。

エンジェルリングもばっちり!

7.ほどよい塩分の肴を用意するべし
ビールは他のお酒に比べてカリウムが多く含まれています。
ビールを飲むとカリウムが体内のナトリウムとくっついて
排泄されてしまいます。そうなるとナトリウムも摂取しなくては
ナトリウム不足になってしまいます。
ビールを飲むとしょっぱいものが食べたくなるのは、
体がナトリウムを欲しているからだったんです。
夏場であれば、塩分が取りやすく、栄養も豊富な枝豆がオススメですね。

枝豆&ビール

8.体調を整えておくべし
そして最後はなんといっても体調です。
健康でないと「おいしい」と感じることはできません。
しっかりと睡眠をとって、ご飯を食べて、健康第一でビールに臨みましょう!

それでは、おうちでもおいしいビールを召し上がってください!
Have a nice BEER!

僕も乾杯!

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